分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/J編

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2.3.3 リモートプロシジャコールの形態と同期点の関係

<この項の構成>
(1) 同期応答型RPCと同期点の関係
(2) 非応答型RPCと同期点の関係

(1) 同期応答型RPCと同期点の関係

同期応答型RPCのトランザクション処理の場合,CUPに処理結果が戻って,同期点処理を終えた時点で,トランザクションの終了となります。

同期応答型RPCと同期点の関係を次の図に示します。

図2-15 同期応答型RPCと同期点の関係

[図データ]

(2) 非応答型RPCと同期点の関係

非応答型RPCのトランザクション処理の場合は,CUPとSPPの処理終了で同期を取ります。

非応答型RPCと同期点の関係を次の図に示します。

図2-16 非応答型RPCと同期点の関係

[図データ]