6.2.3 CBLDCCLS('CLTOUT ') − クライアントユーザの認証解除
(1) 形式
(a) マルチスレッド環境の場合
■ PROCEDURE DIVISIONの指定
CALL 'CBLDCCLS' USING 一意名1
■ DATA DIVISIONの指定
01 一意名1. 02 データ名A PIC X(8) VALUE 'CLTOUT '. 02 データ名B PIC X(5). 02 FILLER PIC X(3). 02 データ名C PIC S9(9) COMP VALUE ZERO. 02 データ名D PIC 9(9) COMP-X.
(b) シングルスレッド環境の場合
■ PROCEDURE DIVISIONの指定
CALL 'CBLDCCLT' USING 一意名1
■ DATA DIVISIONの指定
01 一意名1. 02 データ名A PIC X(8) VALUE 'CLTOUT '. 02 データ名B PIC X(5). 02 FILLER PIC X(3). 02 データ名C PIC S9(9) COMP VALUE ZERO.
(2) 機能
クライアントユーザの認証を解除し,以降OpenTP1のサービスを受けられないようにします。
CBLDCCLS('CLTOUT ')は,CUPを終了する前に必ず実行してください。CBLDCCLS('CLTOUT ')は,CBLDCCLS('CLTIN ')またはCBLDCCLS('EXCLTIN ')と対になるように実行する必要があります。
(3) UAPで値を設定するデータ領域
-
データ名A
クライアントユーザの認証解除を示す要求コードを「VALUE 'CLTOUT△△'」と設定します。
-
データ名C
0を設定します。
-
データ名D
CBLDCCLS('CLTIN '),またはCBLDCCLS('EXCLTIN ')で受け取ったクライアントIDを指定します。
(4) OpenTP1から値が返されるデータ領域
-
データ名B
ステータスコードが,5けたの数字で返されます。
(5) ステータスコード
ステータスコード |
意味 |
---|---|
00000 |
正常終了しました。 |
02501 |
要求コード(データ名A)に指定した値が間違っています。 |
(6) 注意事項
クライアントID(データ名D)に不正な値を指定した場合,CUPが異常終了または予期しない動作をするおそれがあります。