2.13 送信元ホスト指定機能
TP1/Clientでは,サーバとのコネクション確立要求時に,送信元ホストを指定できます。この機能を,送信元ホスト指定機能といいます。
CUPが動作するホスト上に,複数のネットワークアダプタが接続されている場合,CUPがこれらのコネクション確立要求時に使用する送信元ホストは,TCP/IPの制御で任意に決まります。しかし,送信元ホスト指定機能を使用すると,コネクション確立要求時の送信元ホストを指定できます。
送信元ホストは,クライアント環境定義DCCLTCUPSNDHOSTに指定します。
送信元ホスト指定機能を使用しない場合と使用する場合について,次の図に示します。