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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W,TP1/Client/P編


4.8.2 tpfree − 型付きバッファの解放

〈この項の構成〉

(1) 形式

(a) TP1/Client/Wの場合

#include <dcvxatmi.h>
void tpfree(char *ptr)

(b) TP1/Client/Pの場合

#include <dcvxatmi.h>
void tpfree(char CLTFAR *ptr)

(2) 機能

tpallocで割り当てた型付きのバッファを解放します。

tpfree関数は,呼び出し元にはリターン値を返しません。関数はvoid型で指定します。

引数ptrにNULLが指定された場合は,解放処理はしません。ptrに指定された値が型付きバッファへのポインタでない場合,またはtpfree関数ですでに解放されていた場合は,tpfree関数の処理結果は保証されません。

情報を要求するためのバッファ型,またはデータと結び付いているバッファ型は,バッファの解放と同時にそれらの付加情報も削除されます。tpfree関数はバッファが解放される前に,付加情報の結び付きを削除します。付加情報の削除方法は,TP1/ClientおよびTP1/Server Baseのコミュニケーションリソースマネジャ(CRM)で定義します。

いったんtpfree関数がリターンしたあとに,ptrに指定されていた引数を,新たな引数としてXATMIインタフェースの関数に渡したり,参照したりすることはできません。

(3) UAPで値を設定する引数

(4) 注意事項