2.6.1 サーバからの一方通知受信機能の概要
サーバからの一方通知受信機能を使用すると,オンライン開始合図をクライアント側に一斉配布する,従来メインフレームのOLTPでの端末一斉起動と同様な運用ができるようになります。
サーバからの一方通知受信機能を使用する場合,dc_clt_accept_notification_s関数を実行します。これによって,クライアント側ではサーバの状態(起動・未起動)に関係なくサーバ側からの送信メッセージを関数に指定した時間中待ち続けます。
サーバ側で起動時にメッセージを送信することによって,クライアント側はサーバ起動を検出し,これを契機にユーザ業務(CUP)を開始できます。
サーバからの一方通知受信機能の処理の流れを次の図に示します。