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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W,TP1/Client/P編


2.5.1 メッセージの一方送信

CUPからMHPへ一方的にメッセージを送信できます。これをメッセージの一方送信といいます。

メッセージの一方送信を行う場合は,CUPでflagsにDCCLT_ONEWAY_SNDを指定したdc_rpc_open_s関数を実行しておく必要があります。その後,CUPからdc_clt_send_s関数を実行して,MHPへメッセージを送信します。メッセージの組み立て機能,または送達確認機能を使用する場合は,dc_clt_assem_send_s関数を実行します。

メッセージを一方送信するには,接続先のノード名,およびポート番号(MCF通信構成定義の定義コマンドmcftalccnのportnoで指定したポート番号)を指定する必要があります。

メッセージの一方送信を次の図に示します。

図2‒18 メッセージの一方送信

[図データ]