#include <dcvxatmi.h>
int tpdiscon(DCLONG cd)
会話型サービスとの間のコネクションを切断して,会話型サービスにイベント(TPEV_DISCONIMM)を通知します。
tpdiscon関数が発行された場合,コネクションはすぐに切断されます。送信先に届いていないデータは捨てられます。会話型サービスが,発行する側のトランザクションに属している場合も,tpdiscon関数を使用できます。この場合,トランザクションはロールバックします。
tpdiscon関数は,会話型サービスを開始した側(オリジネータ)からだけ発行できます。会話型サービス内では,tpdiscon関数は発行できません。また,tpdiscon関数を発行するとき,発行する側は,コネクションの制御権を持っている必要はありません。
TP1/Clientの会話型サービスは,どちらか一方のシステムが通信を完了した場合,コネクションの切断を通知するtpdiscon関数を呼び出します。
エラー時には,tpdiscon関数は-1をリターンし,リターン値としてエラー情報を示す次のどれか一つの値をtperrnoに設定します。
リターン値 | 意味 |
---|---|
TPEBADDESC | 引数に誤りがあります。または,呼び出された会話型サービスの記述子になっています。 |
TPETIME | タイムアウトが発生しました。指定された記述子は無効になります。 |
TPEPROTO | tpdiscon関数を呼び出したときの状態が適切ではありません。 |
TPESYSTEM | コミュニケーションリソースマネジャでエラーが発生しました。 |
TPEOS | オペレーティングシステムでエラーが発生しました。 |