CUPとMHPとの間で,メッセージを送受信できます。
CUPからdc_clt_send_s関数を実行してMHPへメッセージを送信し,CUPからdc_clt_receive_s関数,またはdc_clt_receive2_s関数を実行して,MHPからのメッセージを受信します。メッセージの組み立て機能,または送達確認機能を使用する場合は,CUPからdc_clt_assem_send_s関数を実行してMHPへメッセージを送信し,CUPからdc_clt_assem_receive_s関数を実行して,MHPからのメッセージを受信します。
メッセージを送受信するには,あらかじめ,クライアント環境定義で次に示す指定をしておく必要があります。
また,flagsにDCCLT_SNDRCVを指定したdc_rpc_open_s関数を実行しておく必要があります。
メッセージの一方受信時,および一方送信時は,それぞれ別のコネクションを使用して,メッセージを受信,および送信しますが,メッセージ送受信時は,同じコネクションを使用してメッセージを送受信します。
メッセージの送受信を次の図に示します。
図2-21 メッセージの送受信