#include <dcvxatmi.h>
char *tpalloc(char *type, char *subtype, DCLONG size)
#include <dcvxatmi.h>
char CLTFAR *tpalloc(char CLTFAR *type, char CLTFAR *subtype, DCLONG size)
型付きのバッファを割り当てます。
バッファの型によっては,使用する前に初期化が必要なものがあります。tpalloc関数は,バッファが割り当てられてからリターンするまでの間に,バッファを初期化します。関数を呼び出せる状態になってから,バッファはtpalloc関数を呼び出した側にリターンされます。
初期化の方法は,TP1/ClientおよびTP1/Server Baseのコミュニケーションリソースマネジャ(CRM)で定義します。定義されていない場合,tpalloc関数はバッファを初期化しません。
初期化が正常に完了した場合,tpalloc関数は,longワードに位置合わせした適切な形式のバッファへのポインタをリターンします。エラー時には,NULLをリターンし,リターン値としてエラー情報が返されます。初期化が失敗すると,割り当てられたバッファは解放され,NULLをリターンします。
正常に完了した場合,tpalloc関数は,longワードに位置合わせした適切な形式のバッファへのポインタをリターンします。エラー時には,NULLをリターンし,リターン値としてエラー情報を示す次のどれか一つの値を,tperrnoに設定します。
リターン値 | 意味 |
---|---|
TPEINVAL | 引数に誤りがあります。 |
TPENOENT | 引数に指定された値は,システムで定義されていません。 |
TPEPROTO | tpalloc関数を呼び出すときの状態が適切ではありません。 |
TPESYSTEM | コミュニケーションリソースマネジャでエラーが発生しました。 |
TPEOS | オペレーティングシステムでエラーが発生しました。 |