7.2.8 TP1/Client/Wの注意事項
- 環境変数はdc_clt_cltin_s関数およびdc_rpc_open_s関数の処理で解析されます。したがって,dc_clt_cltin_s関数を呼び出したあとは,クライアント環境定義を変更してはいけません。同様に,dc_clt_open_notification_s関数を呼び出したあとも,クライアント環境定義を変更してはいけません。
- TP1/Client/Wでは,dc_clt_cltin_s関数の呼び出しごとにクライアント環境定義を定義できます。dc_clt_cltin_s関数の呼び出しごとにクライアント環境定義を定義するには,dc_clt_cltin_s関数の呼び出しごとに,異なるファイルをクライアント環境定義ファイルとして作成して,そのファイル名をdc_clt_cltin_s関数の引数defpathに指定してください。また,次に示す関数でも同様に指定できます。
- dc_clt_accept_notification_s関数
- dc_clt_cancel_notification_s関数
- dc_clt_open_notification_s関数
- TP1/Client/Wは,次に示す関数の引数defpathに指定されたファイルを参照して,定義を読み込みます。
- dc_clt_cltin_s関数
- dc_clt_accept_notification_s関数
- dc_clt_cancel_notification_s関数
- dc_clt_open_notification_s関数
引数defpathにNULLが指定された場合は,環境変数を読み込みます。引数defpathにファイルが指定された場合は,環境変数に定義したクライアント環境定義は無効となります。