窓口となるTP1/Serverで障害が発生すると,エラーリターン後,窓口となるTP1/Serverの定義を変更する必要があります。しかし,複数の窓口となるTP1/Serverを指定しておくと,TP1/Clientは,指定された次のTP1/Serverに切り替えを試みます。
ただし,CUPから一斉にサービスを要求した場合,一つの窓口となるTP1/Serverのネームサービスに問い合わせが集中してしまうので,負荷が集中してしまうことになります。複数の窓口となるTP1/Serverをランダムに選択すれば,窓口となるTP1/Serverの負荷を分散できます。詳細については「2.3.13 窓口となるTP1/Serverの負荷分散」を参照してください。