KFCA02401-E
environment definition error, variable=aa....aa, reason=bb....bb (R)
- クライアント環境定義の指定に誤りがあります。
- aa....aa:誤りがあるクライアント環境定義名
- bb....bb:理由
- NO VALUE:指定値がありません。
- OUT OF RANGE:指定できる範囲を超えています。
- INVALID CHAR:指定できない文字があります。
- NET ENVIRONMENT:指定内容がネットワーク環境と一致しません。
- UNMATCH LENG:指定値のけた数が不正です。
- (S)実行中の処理を中止する,または省略値解析で処理を続行します。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕定義の誤りを訂正してください。
KFCA02402-E
memory shortage, size=aa....aa, inf=bb....bb (R+E)
- sizeに示すバイト数のメモリが確保できません。
- aa....aa:確保しようとしたバイト数
- bb....bb:保守情報
- (S)実行中の処理を中止します。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕メモリ所要量を再度見積もってください。メモリ所要量が十分である場合は,エラーログおよび各種トレースを取得し,保守員に連絡してください。
KFCA02403-E
aa....aa version error, TP1/Client(bb....bb):object(cc....cc) (R)
- CUPにリンクされているTP1/Clientライブラリとaa....aaに示すOpenTP1プログラムは,バージョンが不整合なため,処理を実行できません。
- aa....aa:バージョンの不整合なプログラム名
- NAM:TP1/ServerのNAM
- bb....bb:CUPにリンクされているTP1/Clientライブラリのバージョン番号
- cc....cc:OpenTP1のプログラムのバージョン番号
- (S)実行中の処理を中止します。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕
- bb....bb<cc....ccの場合
CUPを再びリンケージしてください。
- bb....bb>cc....ccの場合
TP1/Clientが正しくインストールされているかどうかを見直してください。
KFCA02404-E
parameter error, func=aa....aa, item=bb....bb (R)
- 引数の指定に誤りがあるため,関数が実行できません。
- aa....aa:エラーが発生した関数名(_s付き関数を実行した場合でも,_s無し関数名が出力される場合があります)
- bb....bb:誤りがあった引数名
- (S)実行が要求された関数をエラーリターンします。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕引数の誤りを訂正してください。
KFCA02406-E
error occurred in TP1/Client, reason=aa....aa, inf=bb....bb (R)
- TP1/Clientの内部処理でエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーが発生した原因を表示します。
- MEMORY:メモリ不足
- RESOURCE:資源不足
- NETWORK:ネットワーク障害
- UNEXPECT:予期しないエラー
- NO SUCH SERVICE:サーバに対する要求コード不正
- TIMER:タイマ設定失敗
- bb....bb:保守情報
- (S)実行中の処理を中止します。
- (O)このメッセージが出力されたエラーログを記録し,TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕出力されたエラーログから原因を追求して,エラーの要因を取り除いてください。また,ネームサービスのポート番号を指定するオペランドに誤ってスケジュールサービスのポート番号を指定した場合も,reason=UNEXPECTが出力されます。このときはポート番号を見直してください。
KFCA02407-E
error occurred in TP1/Client, reason=aa....aa (R+E)
- TP1/Clientでエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーが発生した原因として,次のどれかを表示します。
- cltin not executed:
- dc_clt_cltin関数が実行されていない。
- cltin already executed:
- dc_clt_cltin関数がすでに実行されている。
- host name:
- ホスト名が誤っている。
- TP1/Server not up:
- 設定したサービスがあるノードでOpenTP1が起動していない。
- (S)実行中の処理を中止します。
- (O)このメッセージが出力されたエラーログを記録し,エラーログから原因を追求し,エラーの要因を取り除いたあと,CUPを再び起動してください。
KFCA02410-E
TP1/Server replied error, code=aa....aa, IPaddr=bbbbbbbb, port=cc....cc, inf=dd....dd (R)
- TP1/Serverからエラー応答を受信しました。
- aa....aa:TP1/Serverが返したエラーコード
- bbbbbbbb:送信元IPアドレス(16進数字)
- cc....cc:送信元ポート番号
- dd....dd:保守情報
- (S)次に示すどれかの処理を実行します。
- 実行中の処理を終了します。
- エラー応答を無視して応答メッセージの到着を待ちます。クライアント環境定義の最大応答待ち時間を経過しても応答メッセージが到着しない場合は,DCRPCER_TIMED_OUTでエラーリターンします。
- クライアント環境定義DCHOSTCHANGEにYを指定している場合は,窓口となるTP1/Serverを切り替え,処理を続行します。
- (O)このメッセージが出力されたエラーログを記録し,TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕送信元IPアドレス,および送信元ポート番号から送信元プロセスを求め,TP1/Server側で何らかの障害が発生しているか調査してください。
KFCA02411-E
invalid message received, IPaddr=aaaaaaaa, port=bb....bb, inf=cc....cc (R)
- 解析できないメッセージを受信しました。
- aaaaaaaa:送信元IPアドレス(16進数字)
- bb....bb:送信元ポート番号
- cc....cc:保守情報
- (S)受信したメッセージを無視して,次のメッセージを待ちます。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕送信元IPアドレス,およびポート番号から送信元プロセスを求め,ネットワーク環境を見直してください。前回のOpenTP1の関数がタイムアウトなどで受け取れなかった応答メッセージを,次の関数が受信した場合も出力します。この場合は無視してください。
KFCA02412-W
error-reply received, code=aa....aa, IPaddr=bb....bb,
port=cc....cc, inf=dd....dd (R)
- TP1/Serverからエラー応答を受信しました。
- aa....aa:TP1/Serverが返したエラーコード
- bb....bb:送信元IPアドレス(10進ドット記法)
- cc....cc:送信元ポート番号
- dd....dd:保守情報
- (S)次に示すどれかの処理を実行します。
- 実行中の処理を終了します。
- キャッシュの情報を更新したあと,再度通信を試みます。
- クライアント環境定義DCHOSTCHANGEにYを指定している場合は,窓口となるTP1/Serverを切り替え,処理を続行します。
- (O)このメッセージが出力されたエラーログを記録して,TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕送信元IPアドレス,および送信元ポート番号から送信元プロセスを求め,TP1/Server側で何らかの障害が発生しているかを調査してください。
KFCA02419-W
error occurred in data compression process, group=aa....aa, service=bb....bb, reason=cc....cc (R)
- データ圧縮内部処理でエラーが発生しました。
- aa....aa:要求先サービスグループ名
- bb....bb:要求先サービス名
- cc....cc:エラーの理由
- MEMORY:メモリ不足
- NOEFFECT:データ圧縮効果なし
- UNEXPECT:予期しないエラー
- VERSION:バージョン不一致
- (S)データを圧縮しないでサービスを要求します。
- (O)「エラーの理由」別に,次のように処置してください。
- 「メモリ不足」の場合
このメッセージの前に出力されたメッセージに従ってください。
- 「データ圧縮効果なし」の場合
圧縮前より圧縮後のデータの方が大きくなってしまうため,同じCUPでほかにもこのメッセージが出力されていないか確認し,CUP単位でデータ圧縮機能の使用・不使用を再び検討してください。
- 「予期しないエラー」の場合
TP1/Client管理者に連絡してください。
- 「バージョン不一致」の場合
サービス要求先のTP1/Server Baseがデータ圧縮可能なバージョン(03-03以降)かどうかを確認してください。
- 〔対策〕エラーの原因を調査し,必要に応じて保守員に連絡してください。
KFCA02420-E
protocol error, IPaddr=aaaaaaaa, port=bb....bb, reason=cc....cc (R)
- TACT/KERNELプロセス間通信プロトコルのヘッダに誤った情報を検出しました。
- aaaaaaaa:送信元IPアドレス(16進数字)
- bb....bb:送信元ポート番号
- cc....cc:理由
- SIZE OVER:
- TACTヘッダ部として12バイトを超えるメッセージを受信しました。
- SIZE SHORT:
- TACTヘッダ部として12バイト未満のメッセージを受信しました。
- INF2 ERROR:
- 付加情報2の内容が誤っています。
- (S)コネクションをクローズして,再び相手からのコネクション確立を待ちます。または,実行中の処理を中断し,関数をエラーリターンします。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕このメッセージが出力された場合,次のケースが想定できます。
- 不正なメッセージを受信した。
- cc....ccがSIZE SHORTの場合,FINパケット,またはRESETパケットを受信した。
- cc....ccがSIZE SHORTの場合,TACTヘッダが分割されてTCPバッファに送信された。
- 送信元IPアドレス,およびポート番号から送信元プロセスを求め,ネットワーク環境を見直してください。
KFCA02421-E
invalid size, received size=aa....aa, size in head=bb....bb, IPaddr=cccccccc, port=dd....dd (R)
- 受信完了通知のデータ長が,TACT/KERNELプロセス間通信プロトコルのヘッダのデータ長に満たないため,処理を中止します。
- aa....aa:受信データ長
- bb....bb:ヘッダ中のデータ長
- cccccccc:送信元IPアドレス(16進数字)
- dd....dd:送信元ポート番号
- (S)処理を中止します。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕送信元IPアドレス,および送信元ポート番号から送信元プロセスを求め,TP1/Server側で何らかの障害が発生しているかを調査してください。
KFCA02431-E
servicegroup list error, file=aa....aa:bb....bb, reason=cc....cc (R)
- クライアント環境定義DCCLTSERVICEGROUPLISTに指定したファイルの内容に誤りがあります。
- aa....aa:クライアント環境定義DCCLTSERVICEGROUPLISTに指定したファイル名
- bb....bb:誤りのあった行番号
- cc....cc:理由
- NO VALUE:指定値がありません。
- OUT OF RANGE:指定できる範囲を超えています。
- INVALID CHAR:指定できない文字があります。
- (S)誤りのあった行の内容を無視し,処理を続行します。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕誤りのあった行を訂正してください。
KFCA02444-E
communication error, func=aa....aa, errno=bb....bb (R)
- 通信障害が発生しました。
- aa....aa:障害が発生したソケットインタフェースの関数名
- bb....bb:エラー番号
- (S)処理を中止します。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕関数名,エラー番号を参照して,原因を調査してください。
KFCA02445-E
host resolution failed, func=aa....aa, errno=bb....bb, data=cc....cc (R)
- ホスト解決に失敗しました。
- aa....aa:障害が発生したソケットインタフェースの関数名
- gethostbynameまたはgethostbyaddrが出力されます。
- bb....bb:エラー番号
- cc....cc:ホスト解決に失敗したホスト名,またはIPアドレス(10進ドット記法)
- (S)実行中の処理を中止して関数がエラーリターンするか,またはエラーを無視して処理を続行します。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕ホスト名またはIPアドレスの指定が正しいかどうかを確認してください。ホスト名解決にDNSを使用している場合は,DNSサーバ間のネットワークまたはDNSサーバで障害が起きていないかどうかを確認してください。
KFCA02446-E
communication error occurred while aa....aa function was being executed, func=bb....bb, errno=cc....cc, c-info=dd....dd:ee....ee, s-info=ff....ff:gg....gg (R)
- 通信障害が発生しました。
- aa....aa:実行関数名
- bb....bb:障害が発生したソケットインタフェースの関数名
- cc....cc:エラー番号
- dd....dd:自IPアドレス(10進ドット記法)
- ee....ee:自ポート
- ff....ff:相手IPアドレス(10進ドット記法)
- gg....gg:相手ポート
- (S)処理を中止します。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕このメッセージに出力された情報とサーバ側の資料を基に,原因を調査してください。
KFCA02447-E
timeout occurred while aa....aa function was being executed, sts=bb....bb, time=cc....cc, c-info=dd....dd:ee....ee, s-info=ff....ff:gg....gg (R)
- タイムアウトが発生しました。
- aa....aa:実行関数名
- bb....bb:タイムアウトが発生したときの待ち状態
- CONNECT:コネクションの確立応答待ち
- ACCEPT:コネクションの確立要求待ち
- RECV(T):TACTヘッダの受信待ち
- RECV(D):データの受信待ち
- RECV(D2):データの受信待ち
- RECV(D3):データの受信待ち
- RECV(M):メッセージ情報の受信待ち
- RECV(R):応答専用データの受信待ち
- RECVFROM:ブロードキャスト時のデータの受信待ち
- cc....cc:クライアント環境定義,または関数の引数に指定されたタイムアウト時間(秒)
- dd....dd:自IPアドレス(10進ドット記法)
- ee....ee:自ポート
- ff....ff:相手IPアドレス(10進ドット記法)
- gg....gg:相手ポート
- (S)処理を中断します。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕適切なタイムアウト値が指定されているかどうかを確認してください。適切な値が指定されていた場合,回線障害または何らかの理由によって,サーバ側の処理が遅延しているおそれがあります。このメッセージに出力された情報とサーバ側の資料を基に,原因を調査してください。
KFCA02449-E
communication error, func=aa....aa, errno=bb....bb, remote node addr=cc....cc, remote port=dd....dd (R)
- 通信障害が発生しました。
- aa....aa:障害が発生したソケットインタフェースの関数名
- bb....bb:エラー番号
- cc....cc:送信先IPアドレス
- dd....dd:送信先ポート番号
- (S)処理を中止します。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕関数名,エラー番号を参照して,原因を調査してください。
KFCA02450-W
The client-ID of a different thread has been specified. func=aa....aa, thread1=bb....bb, thread2=cc....cc (R)
- 異なるスレッドのクライアントIDを指定しています。
このメッセージが出力されるタイミングは,dc_clt_cltin_s関数の実行後,最初の一度だけです。 - aa....aa:クライアント関数名
- bb....bb:クライアント関数を実行したスレッドのスレッドID
- cc....cc:クライアントIDを取得したスレッドのスレッドID
- (S)実行中の処理を続行します。
- (O)このメッセージが出力されたエラーログを記録して,TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕スレッドをわたってクライアントIDを使用しています。正しいクライアントIDを指定して関数を実行するようにCUPを修正してください。
KFCA02451-W
The function was executed twice.
func1=aa....aa, thread1=bb....bb, func2=cc....cc, thread2=dd....dd (R)
- クライアント関数が二重に実行されました。
このメッセージが出力されるタイミングは,dc_clt_cltin_s関数の実行後,最初の一度だけです。 - aa....aa:二重実行を検知したクライアント関数名
- bb....bb:二重実行を検知した関数を実行したスレッドID
- cc....cc:実行中のクライアント関数名
- dd....dd:実行中の関数を実行したスレッドID
- (S)実行中の処理を続行します。
- (O)このメッセージが出力されたエラーログを記録して,TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕同じクライアントIDを指定したクライアント関数が同時に実行されました。関数を二重に実行しないようにCUPを修正してください。
KFCA02460-I
usage: aaaaaaa 〔bb pathname〕 (E+S)
- トレース編集出力コマンドの形式です。トレース編集出力コマンドの指定に誤りがあった場合に出力されます。
- aaaaaaa:UAPトレース編集出力コマンド
- bb:オプション
- TP1/Client/Wの場合
- usage:cltdump [-u|-s|-m] [-n] [-f pathname]
- TP1/Client/Pの場合
- usage:cltdmp32 [/u|/s|/m] [/n] [/f pathname]
- (S)処理を中止します。
- (O)正しい形式で,再びコマンドを実行してください。
KFCA02461-E
file(aa....aa)not found (E)
- トレース編集出力コマンド実行時に指定したファイルが見つかりません。
- aa....aa:ユーザが指定したファイル名
- (S)処理を中止します。
- (O)正しいファイル名を指定し,再びコマンドを実行してください。
KFCA02462-E
no file to edit: aa....aa (E)
- 編集出力するトレースファイルが見つかりません。
- aa....aa:編集出力しようとしたトレース種別
- UAP:UAPトレース
- SOC:ソケットトレース
- MDL:モジュールトレース
- (S)処理を中止します。
- (O)CUP実行時トレースファイルが作成されなかった場合は,クライアント環境定義の指定に誤りがあるおそれがあります。
- 次の定義を見直してください。
- UAPの場合:DCTRCUAP
- SOCの場合:DCTRCSOC
- MDLの場合:DCTRCMDL
- TP1/Client/Wの場合:DCTRCPATH
- 指定に誤りがあった場合は,正しく指定し,再びCUPを実行してください。
KFCA02463-E
error occurred, file=aa....aa (E)
- トレース編集出力コマンド実行時,エラーが発生しました。
- aa....aa:エラーが発生したファイル名
- (S)実行中の処理を中止します。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕エラーの原因を調査し,必要に応じて保守員に連絡してください。
KFCA02466-I
TP1/Server Base ready, hostname=aa....aa, port=bb....bb (R)
- 窓口となるTP1/Server(ネームサービスの問い合わせ先ホスト)を決定しました。なお,窓口となるTP1/Serverは,障害の内容によって切り替わることがあります。
- aa....aa:窓口となるTP1/Serverのホスト名
- bb....bb:窓口となるTP1/Serverのポート番号(ネームサービスのポート番号)
KFCA02468-I
TP1/Client changed connected TP1/Server Base, hostname=aa....aa, port=bb....bb (R)
- 窓口となるTP1/Server(ネームサービスの問い合わせ先ホスト)との通信で障害が発生したため,窓口となるTP1/Serverを切り替えました。
- aa....aa:切り替え後,窓口となるTP1/Serverのホスト名
- bb....bb:切り替え後,窓口となるTP1/Serverのポート番号(ネームサービスのポート番号)
KFCA02470-E
the error commitment for transaction(aaaaaaaabbbbbbbb) occurred, return value=cc....cc (R)
- 非連鎖モードのコミット,またはロールバックを行わずにdc_rpc_close_s関数,またはdc_clt_cltout_s関数を実行しようとしたため,TP1/Clientが自動的に非連鎖モードのコミットを行ったところ,同期点処理にエラーが発生しました。
- aaaaaaaa:OpenTP1システムノードID(8文字の文字列)
- bbbbbbbb:グローバルトランザクション番号(8文字の16進数列)
- cc....cc:同期点処理に対するリターン値(4けたの負数)
- (S)処理を続行します。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕
- 同期点処理にエラーが発生した場合の処理を行ってください。
- CUPの処理を非連鎖モードのコミット,またはロールバック要求を行ったあとで,終了処理を行うようにしてください。
KFCA02471-W
Current status is outside a transaction. trngid=aa.....aa, trnbid=bb.....bb (R)
- 現在のトランザクションのステータスは,範囲外です。
障害によって,トランザクション実行プロセスとのコネクションはすでに切断されているため,dc_trn_unchained_commit_s関数,またはdc_trn_unchained_rollback_s関数はDCCLTER_OLTF_NOT_UPでエラーリターンしました。 - aa.....aa:障害が発生したトランザクショングローバル識別子
- bb.....bb:障害が発生したトランザクションブランチ識別子
- (S)実行した関数はDCCLTER_OLTF_NOT_UPでエラーリターンし,ステータスはトランザクションの範囲内から範囲外へ変わります。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕このメッセージの直前に出力されたメッセージからエラーの原因を追求し,エラーの要因を取り除いてください。原因がタイムアウトの場合,サーバより先にクライアントがタイムアウトしないように,定義や指定値などを見直してください。
- 再びトランザクションを開始させるためには,dc_trn_begin_s関数を実行してください。ただし,トランザクション問い合わせ間隔最大時間が満了するまでは,trngidおよびtrnbidに示す前回のトランザクションは処理中のままとなっていますので,ご注意ください。
KFCA02472-E
The function has been issued from an invalid context. func=aa....aa (R)
- funcに示す関数が,誤ったコンテクストから呼び出されました。
障害によって,トランザクション実行プロセスとのコネクションはすでに切断されているため,funcに示す関数はDCCLTER_OLTF_NOT_UP,またはDCRPCER_OLTF_NOT_UPでエラーリターンしました。 - aa....aa:関数名
- (S)実行した関数はDCCLTER_OLTF_NOT_UP,またはDCRPCER_OLTF_NOT_UPでエラーリターンします。ステータスは,トランザクションの範囲内のままです。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕このメッセージの直前に出力されたメッセージからエラーの原因を追求し,エラーの要因を取り除いてください。原因がタイムアウトの場合,サーバより先にクライアントがタイムアウトしないように,定義や指定値などを見直してください。
- 再びトランザクションを開始させるためには,dc_trn_unchained_commit_s関数,またはdc_trn_unchained_rollback_s関数を実行したあと,dc_trn_begin_s関数を実行してください。
- なお,トランザクションの処理中に障害が発生した場合は,dc_trn_unchained_commit_s関数,またはdc_trn_unchained_rollback_s関数を実行するように処理を変更することをお勧めします。
KFCA02480-I
The permanent connection was established. Ipaddr=aa....aa,port=bb....bb (R)
- 常設コネクションを確立しました。常設コネクション確立先は,CUP実行プロセス,rapリスナー,またはDCCM3論理端末のどれかです。
- aa....aa:常設コネクション確立先のIPアドレス
- bb....bb:常設コネクション確立先のポート番号
KFCA02481-I
The permanent connection was cut off.IPaddr=aa....aa, port=bb....bb (R)
- 常設コネクションを切断しました。常設コネクション確立先は,CUP実行プロセス,rapリスナー,またはDCCM3論理端末のどれかです。
- aa....aa:常設コネクション確立先のIPアドレス
- bb....bb:常設コネクション確立先のポート番号
KFCA02482-E
communication error, func=aa....aa, errno=bb....bb,port=cc....cc (R)
- 通信障害が発生しました。
- aa....aa:障害が発生したソケットインタフェースの関数名
- bb....bb:エラー番号
- cc....cc:使用中ポート番号
- (S)処理を中断します。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕関数名,エラー番号を参照して,原因を調査してください。
KFCA02485-E
invalid message received while aa....aa function was being executed. expected message=bb....bb, received message=cc....cc, c-info=dd....dd:ee....ee, s-info=ff....ff:gg....gg, action=hh....hh (R)
- メッセージの組み立て機能,またはメッセージの送達確認機能を使用しているときに,不正な値が設定されたメッセージを受信しました。
- aa....aa:実行関数名
- bb....bb:期待したメッセージ(16進数列)(出力情報がない場合,****を出力します)
- cc....cc:受信したメッセージ(16進数列)
- dd....dd:自IPアドレス(10進ドット記法)
- ee....ee:自ポート
- ff....ff:相手IPアドレス(10進ドット記法)
- gg....gg:相手ポート
- hh....hh:処理
- RETRY:処理を続行します。受信処理をリトライします。
- STOP:処理を中止します。関数はエラーリターンします。
- (O)TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕
- hh....hhの値に応じて,次のように対策してください。
- RETRYの場合
- メッセージIDが不正なメッセージを受信したため,受信処理をリトライしました。そのため,正しいメッセージを受信し,関数は正常終了している可能性があります。正常終了しなかった場合,このメッセージの次に出力されるメッセージを参照してください。
- STOPの場合
- メッセージ長,またはセグメント情報が不正なメッセージを受信したため,処理を中止しました。相手システムの設定を見直してください。メッセージが衝突(dc_clt_assem_send_s関数がDCCLTER_COLLISION_MESSAGEでエラーリターン)している場合は,必要に応じてリトライしてください。
KFCA02486-E
receive buffer overflowed. argument length=aa....aa, received length=bb....bb, received message=cc....cc, c-info=dd....dd:ee....ee, s-info=ff....ff:gg....gg (R)
- メッセージの組み立て機能,またはメッセージの送達確認機能の使用時に,CUPが用意した領域が小さいため,相手システムからのメッセージを受信できません。
- aa....aa:dc_clt_assem_receive_s関数の引数recvlengに指定した値(10進数字)
- bb....bb:受信するメッセージ長(10進数字)
- cc....cc:受信したメッセージ(16進数列)
- dd....dd:自IPアドレス(10進ドット記法)
- ee....ee:自ポート
- ff....ff:相手IPアドレス(10進ドット記法)
- gg....gg:相手ポート
- (S)処理を中断します。dc_clt_assem_receive_s関数は,DCCLTER_INF_TOO_BIGでエラーリターンします。相手システムとのコネクションは解放されます。
- (O)このメッセージが出力されたエラーログを記録し,TP1/Client管理者に連絡してください。
- 〔対策〕受信したメッセージ情報には,関数の引数に指定したメッセージ長より長いメッセージ長が設定されています。dc_clt_assem_receive_s関数の引数recvlengに指定した値が適切であるかを見直してください。または,相手システムのUAPを見直してください。