はじめに

このマニュアルは,次に示すプログラムプロダクトの機能と使い方について説明したものです。本文中に記載されている製品のうち,このマニュアルの対象製品ではない製品については,OpenTP1 Version 7対応製品の発行時期をご確認ください。

<はじめにの構成>
対象読者
マニュアルの構成
関連マニュアル
読書手順
図中で使用する記号
このマニュアルでの表記
略語一覧
常用漢字以外の漢字の使用について
KB(キロバイト)などの単位表記について
X/Open発行の「X/Open CAE Specification Distributed Transaction Processing : The XATMI Specification」の内容から引用した部分
謝 辞

対象読者

システム管理者をはじめとして,システム設計者,プログラマ,オペレータの方を対象としています。

このマニュアルの記述は,マニュアル「OpenTP1 解説」の知識があることを前提としていますので,あらかじめお読みいただくことをお勧めします。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。

第1章 概要
OpenTP1のクライアント機能の特長について説明しています。
第2章 機能
OpenTP1のクライアント機能について説明しています。
第3章 ユーザアプリケーションプログラムの作成(C言語編)
C言語でのユーザアプリケーションプログラムインタフェースについて説明しています。
第4章 TP1/Clientで使用できる関数(C言語編)
TP1/Clientで使用できる関数について説明しています。
第5章 ユーザアプリケーションプログラムの作成(COBOL言語編)
COBOL言語でのユーザアプリケーションプログラムインタフェースについて説明しています。
第6章 TP1/Clientで使用できる要求文(COBOL言語編)
TP1/Clientで使用できる要求文について説明しています。
第7章 定義
クライアント環境定義について説明しています。
第8章 運用コマンド
クライアント機能使用時に使用する運用コマンドの入力方法,記述形式,および詳細内容について説明しています。
第9章 障害対策
障害が発生した場合の対処方法について説明しています。
第10章 メッセージ
出力されるメッセージについて説明しています。
付録A コード変換の仕様
文字コード変換機能で使用するコード変換の仕様について説明しています。
付録B バージョンアップ時の変更点
各バージョンでの関数,定義およびメッセージの変更点について説明しています。

関連マニュアル

[図データ]

読書手順

このマニュアルは,利用目的に合わせて,章を選択して読むことができます。次の案内に従ってお読みいただくことをお勧めします。

[図データ]

図中で使用する記号

このマニュアルで使用する記号を,次のように定義します。

[図データ]

このマニュアルでの表記

(1)製品名

このマニュアルでは,製品の名称を省略して表記しています。製品の名称と,このマニュアルでの表記を次に示します。

製品名称略称
AIX 5L V5.1AIX
AIX 5L V5.2
AIX 5L V5.3
AIX 6.1
HP-UX 11i (PA-RISC)HP-UX
HP-UX 11i V2 (IPF)
HP-UX 11i V2 (PA-RISC)
HP-UX 11i V3 (IPF)
Itanium(R) Processor FamilyIPF
Red Hat Enterprise Linux 5.1 (AMD64)Linux
Red Hat Enterprise Linux 5.1 (Intel EM64T)
Red Hat Enterprise Linux 5.1 (IPF)
Red Hat Enterprise Linux 5.1 (x86)
Red Hat Enterprise Linux 5.1 Advanced Platform
Microsoft(R) MS-DOS(R)MS-DOS
Solaris 8Solaris
Solaris 9
Solaris 10
uCosminexus TP1/Client/PTP1/Client/PTP1/Client
uCosminexus TP1/Client/WTP1/Client/W
uCosminexus TP1/Extension 1TP1/Extension 1
uCosminexus TP1/NET/TCP/IPTP1/NET/TCP/IP
uCosminexus TP1/Online TesterTP1/Online Tester
uCosminexus TP1/LiNKTP1/LiNKTP1/Server
uCosminexus TP1/Server BaseTP1/Server Base
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server Operating SystemWindows 2000
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Datacenter Server Operating System
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional Operating System
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server Operating System
Microsoft(R) Windows(R) Software Development KitWindows SDK
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter EditionWindows Server 2003
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Vista(R) Business (x86)Windows Vista (32ビット用)Windows Vista
Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise (x86)
Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate (x86)
Microsoft(R) Windows Vista(R) Business (x64)Windows Vista (64ビット用)
Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise (x64)
Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate (x64)
Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition Operating SystemWindows XP
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Operating System

(2)適用OSによる違いについて

Windows版の製品をご使用になる場合,マニュアルの記述を次のように読み換えてください。

項目マニュアルの表記読み換え
環境変数の表記$aaaaaa
例 $DCDIR
%aaaaaa%
例 %DCDIR%
パス名の区切り文字:;
ディレクトリの区切り文字/¥
完全パス名ルートディレクトリから指定します。
例 /tmp
先頭にドライブ文字を付加して,ルートディレクトリから指定します。
例 C:¥tmp
実行形式ファイル名ファイル名だけを指定します。
例 mcfmngrd
ファイル名に拡張子を付加して指定します。
例 mcfmngrd.exe
makeコマンドmakenmake

略語一覧

このマニュアルで使用する英略語の一覧を次に示します。

英略語英字での表記
APIApplication Programming Interface
CUPClient User Program
DAMDirect Access Method
DLLDynamic Linking Library
EBCDICExtended Binary Coded Decimal Interchange Code
IDIdentifier
JISJapanese Industrial Standard
KEISKanji Processing Extended Information System Code
MHPMessage Handling Program
MTUMaximum Transmission Unit
OLTPOnline Transaction Processing
PCPersonal Computer
PRFPeRFormance
RPCRemote Procedure Call
SPPService Providing Program
TCP/IPTransmission Control Protocol/Internet Protocol
UAPUser Application Program
WANWide Area Network
WSWorkstation

常用漢字以外の漢字の使用について

このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次に示す用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。また,このほかにも,文字コード対応表として常用漢字以外の漢字を掲載しています。

個所(かしょ) 伝播(でんぱ) 必須(ひっす) 輻輳(ふくそう) 閉塞(へいそく)

KB(キロバイト)などの単位表記について

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。

X/Open発行の「X/Open CAE Specification Distributed Transaction Processing : The XATMI Specification」の内容から引用した部分

このマニュアルの記述のうち,次に示す部分は,上記ドキュメントの「Chapter 5 C Reference Manual Pages」の記述を,日本語訳したものです。

4章 TP1/Clientで使用できる関数(C言語編)
4.8 XATMIインタフェース機能

謝 辞

COBOL言語仕様は,CODASYL(the Conference on Data Systems Languages:データシステムズ言語協議会)によって,開発された。原開発者に対し謝意を表すとともに,CODASYLの要求に従って以下の謝辞を掲げる。なお,この文章は,COBOLの原仕様書「CODASYL COBOL JOURNAL OF DEVELOPMENT 1984」の謝辞の一部を再掲するものである。

 

いかなる組織であっても,COBOLの原仕様書とその仕様の全体又は一部分を複製すること,マニュアルその他の資料のための土台として原仕様書のアイデアを利用することは自由である。ただし,その場合には,その刊行物のまえがきの一部として,次の謝辞を掲載しなければならない。書評などに短い文章を引用するときは,"COBOL"という名称を示せば謝辞全体を掲載する必要はない。

COBOLは産業界の言語であり,特定の団体や組織の所有物ではない。

CODASYL COBOL委員会又は仕様変更の提案者は,このプログラミングシステムと言語の正確さや機能について,いかなる保証も与えない。さらに,それに関連する責任も負わない。

 

次に示す著作権表示付資料の著作者及び著作権者

 

FLOW-MATIC(Sperry Rand Corporationの商標),Programming for the Univac(R)

I and II,Data Automation Systems,Sperry Rand Corporation 著作権表示

1958年,1959年;

IBM Commercial Translator Form No.F 28-8013,IBM著作権表示1959年;

FACT,DSI 27A5260-2760,Minneapolis-Honeywell,著作権表示1960年

 

は,これら全体又は一部分をCOBOLの原仕様書中に利用することを許可した。この許可は,COBOL原仕様書をプログラミングマニュアルや類似の刊行物に複製したり,利用したりする場合にまで拡張される。