分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W,TP1/Client/P編

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4.10.3 dc_clt_codeconv_exec文字コード変換の実行

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 機能
(3) UAPで値を設定する引数
(4) 値が返される引数
(5) リターン値
(6) 注意事項

(1) 形式

 
#include <dcvclt.h>
DCLONG dc_clt_codeconv_exec(DCLONG request, char CLTFAR *source,
                            DCULONG CLTFAR *source_len,
                            char CLTFAR *dest,
                            DCULONG CLTFAR *dest_len,
                            DCULONG cnthdl, DCLONG flags)
 

(2) 機能

次に示す文字コード変換を実行します。

JISコードまたはシフトJISコードで構成される文字列を,EBCDICコード,EBCDIKコード,またはKEISコードで構成される文字列に変換します。

また,EBCDICコードEBCDIKコードまたはKEISコードで構成される文字列を,JISコードまたはシフトJISコードで構成される文字列に変換します。

(3) UAPで値を設定する引数

(4) 値が返される引数

(5) リターン値

リターン値 数値
(10進数)
意味
DC_OK 0 正常に終了しました。
DCCLTER_INVALID_ARGS -2501 引数に指定した値が誤っています。
DCCLTER_NO_BUFS -2504 メモリ不足が発生しました。
このリターン値は,制御テーブルのハンドルの値が不正である場合,および変換する文字列に全角文字(2バイト)が含まれているのに,全角文字の1バイト目までの文字列長が指定されている場合にも返されます。
DCCLTER_INVALID_CODE -2550 文字列中に無効コードがあります。
DCCLTER_OVERFLOW -2551 変換後の文字列の長さがCUPで用意した領域を超えています。

(6) 注意事項