(a)　TP1/Client/Wの場合

 
#include <dcvrpc.h>
DCRPC_DIRECT_SCHEDULE(
             struct DCRPC_BINDING_TBL *direction,
             char *hostnm,
             unsigned short scdport, DCLONG flags) 
 

(b)　TP1/Client/Pの場合

 
#include <dcvrpc.h>
DCRPC_DIRECT_SCHEDULE(
             struct DCRPC_BINDING_TBL CLTFAR *direction,
             char CLTFAR *hostnm,
             unsigned short scdport, DCLONG flags) 
 

dc_rpc_call_to_s関数の引数directionに指定するDCRPC_BINDING_TBL構造体を作成します。

• direction
  DCRPC_BINDING_TBL構造体のアドレスを指定します。DCRPC_BINDING_TBL構造体はスレッドごとに作成してください。
  
• hostnm
  サービス要求先のホスト名を格納した領域のアドレスを指定します。文字列の最後には，NULL文字を指定してください。
  NULLが指定された場合，続いて発行するdc_rpc_call_to_s関数は，DCRPCER_INVALID_ARGSでエラーリターンします。
  ホスト名として指定できる長さは，63文字^※までです。
  ホスト名として，10進ドット記法のIPアドレスを指定することもできます。
  

  注※

  クライアント環境定義DCCLTOPTIONに00000008を指定した場合，ホスト名に指定できる長さは255文字までとなります。

• scdport
  サービス要求先のホストに存在するスケジュールサービスのポート番号（スケジュールサービス定義scd_port句指定値）を0，または5001から65535の範囲で指定します。
  0が指定された場合，続いて発行するdc_rpc_call_to_s関数は，ユーザ認証先のネームサービスをサーバに問い合わせます。
  
• flags
  DCNOFLAGSを指定します。