COBOL言語でCUPを作成する場合，ホスト名拡張機能を使用するときには，次に示すプログラムを利用してください。なお，ホスト名拡張機能を使用する場合のデータ領域長については，「6.　TP1/Clientで使用できる要求文（COBOL言語編）」の各プログラムのUAPで値を設定するデータ領域の説明を参照してください。

表2-11　ホスト名拡張機能利用時に使用するCALL文で呼び出すCOBOL-UAP作成用プログラム

機能		CALL文で呼び出すCOBOL-UAP作成用プログラム
ユーザ認証機能	クライアントユーザの認証要求	CBLDCCLS('EXCLTIN ')
		CBLDCCLT('EXCLTIN ')
常設コネクション	常設コネクション確立要求先の指定	CBLDCCLS('STRAPHST')※
		CBLDCCLT('STRAPHST')※
	常設コネクション確立要求先の取得	CBLDCCLS('GTRAPHST')※
		CBLDCCLT('GTRAPHST')※
TCP/IP通信機能	メッセージの送信	CBLDCCLS('EXSEND ')
		CBLDCCLT('EXSEND ')
サーバからの一方通知受信機能	一方通知メッセージの受信	CBLDCCLS('EXNACPT ')
		CBLDCCLT('EXNACPT ')
	一方通知待ち状態のキャンセル	CBLDCCLS('EXNCANCL')
		CBLDCCLT('EXNCANCL')
	一方通知受信	CBLDCCLS('EXNCACPT')
		CBLDCCLT('EXNCACPT')

注※

クライアント環境定義DCCLTOPTIONに00000008を指定した場合，データ領域を大きくする必要があります。