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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ


15.1.8 iまたはIで始まるアボートコード一覧

iまたはIで始まるアボートコードについて,次の表に示します。

表15‒8 iまたはIで始まるアボートコード一覧

アボート

コード

原因

対策

i001001

サーバ開始時に,定義ファイルの解析エラーが発生しました。

エラーの原因を調査,対策後再度実行してください。

i001040

タイマサービスで使用する静的共用メモリの確保に失敗しました。

静的共用メモリサイズを再度見積もり,システム環境定義のstatic_shmpool_sizeオペランドを指定し直して,OpenTP1を再起動してください。対策後もこのアボートコードが出力される場合は,コアファイルを保存し,このアボート情報を,保守員に連絡してください。

iexpir1

iexpir2

トランザクションブランチ限界経過時間,またはサービス関数実行監視時間を超えました。またはサーバプロセスがクリティカル状態時に強制停止要求を受けました。

メッセージログにKFCA00506-Eメッセージが出力されている場合,UAPでのトランザクションブランチ処理時間が,限界値を超えた原因を調査し,対策してください。メッセージログにKFCA00506-Eメッセージが出力されていない場合は,対策の必要はありません。

iprfex1

トランザクションブランチCPU監視時間を超えました。

標準エラー出力にKFCA00506-Eメッセージが出力されている場合,UAPでのトランザクションブランチ処理時間が限界値を超えた原因を調査し,対策してください。標準エラー出力にKFCA00506-Eメッセージが出力されていない場合は,対策の必要はありません。

上記以外でiで始まるコード

内部エラーを検出しました。(TP1/Server Base TIM制御)

KFCA00105-Eメッセージの直前に出力されたエラーメッセージが原因となっているおそれがあります。そのメッセージの対策に従って対処してください。

直前にメッセージが出力されていない場合や,対処できない場合は,トラブルシュート情報を収集して,保守員に連絡してください。

Iで始まるコード

内部エラーを検出しました。(TP1/Server Base ITV制御)

KFCA00105-Eメッセージの直前に出力されたエラーメッセージが原因となっているおそれがあります。そのメッセージの対策に従って対処してください。

直前にメッセージが出力されていない場合や,対処できない場合は,トラブルシュート情報を収集して,保守員に連絡してください。