分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

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KFCA28405-E

mmm セションに障害が発生しました。
コネクション名=aa....aa 論理端末名称=bb....bb 理由コード=(cc....cc,dd....dd,ee....ee)

mmm:MCF識別子
aa....aa:コネクション名
bb....bb:論理端末名称
cc....cc:終了コード
03000001:回線障害が発生しました。
dd....dd:詳細情報
ee....ee:処置コード
詳細情報に示す要因によってセションに障害が発生しました。詳細情報と処置コードを表に示します。
(S)セションを終了します。
(O)OpenTP1管理者に連絡してください。
〔対策〕このメッセージの前に出力されているメッセージと詳細情報一覧に示す詳細情報を基に原因を調査し,そのメッセージの対策に従って処置してください。
詳細情報一覧
終了コードが03000001の場合
詳細情報 意味
71010003 受信バッファサイズを超えるメッセージ長のデータを受信しました。
71010004 送受信バッファが取得できませんでした。
7101000a 共用メモリのメモリ不足が発生しました。
7101000e 拒否応答送信後のterm受信監視タイマのタイムアウトが発生しました。
7101000f READ ALLコマンドの応答メッセージ受信監視タイマのタイムアウトが発生しました。
71010010 外字要求メッセージ受信監視タイマのタイムアウトが発生しました。
71010011 コンポーネントプリンタ付ビデオ端末にメッセージ送信要求が発生しました。
7101ffff 内部矛盾が発生しました。
72000000 回線障害を検出しました。
73000000 TP1/NET/C/S560で内部障害を検出しました。
740000** 送信した要求メッセージに対して拒否応答を受信しました。**には受信した拒否応答の状態コードを設定します。状態コードの詳細は,KFCA28432-Eメッセージの状態コード一覧を参照してください。
終了コードが06000001の場合
詳細情報 意味
00020000 入力装置がありません。
08310000 主装置の電源がオフとなりました。または端末との接続が切断されました。
処置コード一覧
処置コード 内容
xxxxxx01 特に処置はありません。
xxxxxx02 必要であれば再度セションを開始(端末からのログオン入力)してください。
xxxxxx03 MCF通信構成定義のバッファグループ定義のバッファサイズの指定を見直し,MCF通信構成定義を作り直したあと,OpenTP1を起動し直してください。
xxxxxx05 詳細情報を基に,障害原因を調査してください。原因を取り除いて,システム運用上問題がなければセションを開始(端末からのログオン入力)してください。
xxxxxx08 詳細情報を基に,障害原因を調査してください。原因を取り除き,10秒以上経過してからコネクションを確立してください。
xxxxxx0c コンソールログ,トレースファイルおよびダンプ情報を取得し,保守員に連絡してください。必要ならばコネクション確立コマンドを入力してコネクションを確立してください。
xxxxxx0d MCF通信構成定義のバッファグループ定義のバッファ個数の指定を見直し,MCF通信構成定義を作り直したあと,OpenTP1を起動し直してください。
xxxxxx0e OpenTP1の稼働に必要なメモリ容量を見積もり直し,仮想メモリの容量を増やしたあと,システムを起動し直してください。
xxxxxx10 詳細情報を基に,障害原因を調査してください。原因を取り除いて,システム運用上問題がなければコネクション確立コマンドを入力してコネクションを確立してください。
xxxxxx12 タイムアウトになった原因を調査してください。原因を取り除き,10秒以上経過してからセションを開始(端末からのログオン入力)してください。