分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

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KFCA15022-I

mmm 保守情報=(a,bbb,cc,dd,eeeeeeee,ffffffff)

mmm:MCF識別子
a:エラー種別
S:シーケンスエラー
M:マトリクス例外
R:XNFマクロエラー
bbb:マトリクス識別
atm:セション管理マトリクス
snd:send型マトリクス
rcv:receive型マトリクス
slu:HNA2インタフェース処理マトリクス
cc:マトリクスの状態コード(保守情報)
dd:マトリクスの事象コード(保守情報)
eeeeeeee:理由コード1
ffffffff:理由コード2
理由コードと対策を表に示します。
(S)このメッセージ以前に出力されているKFCA15051-EまたはKFCA15053-Eメッセージの処理をします。
(O)OpenTP1管理者に連絡してください。
〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。
理由コード1が3272000cの場合
理由コード2 意味 対策
39000100 指定したホスト接続先IDまたは自局LU番号が不正 mcftalcscコマンド-lオプションのslunoまたはplunoオペランドで指定した値を確認し,正しい値を設定したあと,再度実行してください。
3d000a00 送信データ量が多いため,送信不可 XNF/Wセットアップ,またはXNF/S-E2の構成定義で,SLU送信最大RUサイズに,自システム送信メッセージ最大長+64バイト以上を指定しているかを確認し,正しい値を設定してから,再度実行してください。
上記以外
(gg00hhii)
gg:マクロ種別
37:h2_open
38:h2_close
39:h2_bind
3a:h2_unbind
3b:h2_connect
3c:h2_listen
3d:h2_snd
49:h2_rcv
4a:h2_look
hh:h2_errno
ii:errno
XNFマクロエラー発生 保守情報を取得して,保守員に連絡してください。
注※
h2_errno,errnoについては,マニュアル「通信管理 XNF/S-E2 解説・運用編」HNA2次局(SLUS使用時)のエラー情報,エラーコードを参照してください。
 
理由コード1が32720013,または32720014の場合
理由コード2 意味 対策
b0000000 セション確立時,相手システムから解放要求を受信 相手システムの状態を確認したあと,再度実行してください。
d0000000 セション確立中,相手システムから解放要求を受信
理由コード1が32720015,または32720016の場合
理由コード2 意味 対策
b000jjjj
jjjj:センスデータ
セション確立時,相手システムから否定応答受信 相手システムの状態を確認したあと,再度実行してください。
理由コード1が32720018の場合
理由コード2 意味 対策
送信RU長 メッセージ送信時,送信最大RU長オーバ 理由コード2(16進)に示す長さのメッセージを送信できるように,相手システムの受信メッセージ最大長の指定を調整したあと,再度実行してください。
理由コード1がそのほかの場合
理由コード2 意味 対策
不定 プロトコルエラー検知 保守情報を取得し,保守員に連絡してください。