分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

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KFCA13586-E

mmm アソシエーション層障害が発生しました。
コネクション名=aa....aa(bb....bb)
保守コード=(c,ddd,ee....ee,ff....ff,gggggggg)

mmm:MCF識別子
aa....aa:コネクション名
bb....bb:サブコネクション名
該当するコネクション下にMCF通信構成定義(mcftalcsc)を定義している場合,表示されます。MCF通信構成定義(mcftalcsc)を定義していない,またはサブコネクションが確定しない場合は,(bb....bb)は表示されません。
c:エラー識別
A:相手システムからA-ABORT受信
P:相手システムからA-P-ABORT受信
J:
発呼型コネクションの場合:相手システムから確立拒否受信
着呼型コネクションの場合:自システムからの確立拒否送信
R:XNFマクロエラー
T:アソシエーション確立監視時間タイムアウト
S:シーケンスエラー
ddd:マトリクス種別
acm:アソシエーション管理メインマトリクス
asc:アソシエーション管理マトリクス
ee....ee:マトリクスステータス(保守情報)
ff....ff:マトリクスイベント(保守情報)
gggggggg:障害情報
〈エラー識別がA,P,J(相手システムから確立拒否受信)の場合〉
詳細エラーコード(XNFの切断理由コード)
XNFの切断理由コードは,マニュアル「通信管理 XNF/S-E2 解説・運用編」を参照してください。
〈エラー識別がJ(自システムからの確立拒否送信)の場合〉
00000000
〈エラー識別がRの場合〉
XNFエラー情報(hh00iiii)
hh:OSI通信機能のライブラリ関数の識別
 01:ENABLE(xnf_enb)
 02:DISABLE(xnf_dis)
 03:SEND(xnf_snd)
 04:RECEIVE(xnf_rcv)
 05:CHECK(xnf_chk)
iiii:OSI通信機能の詳細エラー情報
詳細は,マニュアル「通信管理 XNF/S-E2 解説・運用編」を参照してください。
〈上記以外〉
不定
(S)アソシエーションが確立している場合,アソシエーションを解放します。
また,確立処理中の場合,アソシエーション確立処理を終了します。
(O)OpenTP1管理者に連絡してください。
〔対策〕エラー識別ごとに次に示す処置を実施してください。
A,P,J(相手システムから確立拒否受信):障害情報を基に相手システムの状況を調査し,障害要因を取り除いたあと,再度実行してください。障害要因がわからない場合,保守情報を取得し,保守員に連絡してください。
J(自システムからの確立拒否送信):このメッセージの前にKFCA13590-Wメッセージが出力されている場合,再度コネクション確立要求を実行してください。
R:障害情報から原因を調査し,障害要因を取り除いたあと,再度実行してください。障害要因がわからない場合,保守情報を取得し,保守員に連絡してください。
T:MCF通信構成定義(mcftalccn)の-vオプションのtim1オペランドで指定したタイマ値,および相手システムの状態を見直し,実行できる状態にしたあと,再度実行してください。
S:保守情報を取得し,保守員に連絡してください。