分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

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KFCA10359-W

mmm MCF運用コマンドプロセスへの応答連絡に失敗しました。  (L+E)
コマンド名=aa....aa 理由コード=bb....bb
処理関数名=cc....cc 発生位置=dd

mmm:MCF識別子
aa....aa:コマンド名
bb....bb:理由コード
理由コードと対策を表に示します。
cc....cc:処理関数名(保守情報)
dd:処理関数内シリアル番号(保守情報)
(S)コマンド処理を終了します。
(O)OpenTP1管理者に連絡してください。
〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。
理由
コード
意味 対策 出力先
-301 引数が誤っています。 保守員に連絡してください。 メッセージログファイル
-302 関数の発行順序エラーが発生しました。
-303 回復できない,または予期しないエラーが発生しました。
-304 メモリ不足です。 メモリの使用量を見直してください。
-306 ネットワーク障害が発生しました。 次の手順でエラー原因を調査して,対策してください。
  1. OSの提供するコマンドでノードの接続状態を調べてください。
  2. MCF運用コマンド入力元の実行状態および出力メッセージを調べてください。
-307 送受信タイムアウトです。
-308 入力パラメタ長が限界値を超えています。
-314 該当するサービスを提供するプロセスがありません。
-19178 運用コマンドの要求を次のどれかのプロセスで受け付けましたが,処理結果の応答連絡でRPC通信が送信可能な上限値を超えました。
  • MCFマネジャプロセス
  • MCF通信プロセス
  • アプリケーション起動プロセス
次のどちらかの対処を実行し,1回の運用コマンドの実行で対象となるサービスグループ,サービス,アプリケーション,または論理端末の数を減らしてください。
  • 運用コマンドの実行時に一括指定を使用しない
  • 先行文字列を付加した一括指定を使用する
(例)
次に示す条件の場合に,先行文字列を付加して一括指定する例を示します。
アプリケーション数:4000
アプリケーション名:APAnnnn,APBnnnn,APCnnnn,APDnnnn(nnnn:0001〜1000の自然数)
<先行文字列を付加して一括指定する例>
mcftactsg -g "APA*"
mcftactsg -g "APB*"
mcftactsg -g "APC*"
mcftactsg -g "APD*"
運用コマンドの要求が正常に処理したかどうかは,MCFが提供する状態表示コマンド(例えば,サービスグループの状態表示はmcftlssgコマンド)で確認してください。
また,サービスグループ,サービス,アプリケーション,または論理端末の状態引き継ぎ定義(mcfmsts -gオプション,mcfmsts -vオプション,mcftsts -aオプション,またはmcftsts -lオプション)の上限数を超えていないかどうかを見直してください。
次のどれかの運用コマンドを実行した場合にこのメッセージが出力されたときは,運用コマンドが対象とするアプリケーション,または論理端末の数を減らして,再度運用コマンドを実行してください。
  • mcfaclcap
  • mcfadltap
  • mcftactmj
  • mcftdctmj
標準エラー出力