分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

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KFCA00890-E

スケジューラのコマンド処理でエラーが発生しました。
理由コード=aa....aa コマンド名:bb....bb  (E)

aa....aa:障害の内容を示す理由コード(10けた以内の数字)
理由コードと対策を表に示します。
bb....bb:コマンド名(9文字以内の英数字)
(S)コマンド処理を中止します。
(O)理由コード一覧を見て対策し,再度コマンドを入力してください。
理由コード 意味 対策
4 通信障害発生 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策したあと,再度コマンドを入力してください。
5 プログラムバージョン不一致 OpenTP1の各ライブラリのバージョンを見直し,対策したあと,再度コマンドを入力してください。
7 常駐プロセス起動不可 次の手順で対策してください。
(1)プロセスサービス定義のprc_process_countオペランドのプロセス数を見直してください。
(2)OSのプロセス数を見直してください。
(3)dcsvstartコマンドを入力してください。
21 ステータスファイルアクセスエラー 閉塞,または閉塞解除処理は完了しましたが,閉塞引き継ぎ処理に失敗しました。以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策したあと,再度コマンドを入力してください。
22 閉塞サーバ/サービス数超過 閉塞,または閉塞解除処理は完了しましたが,閉塞引き継ぎ処理に失敗しました。スケジュールサービス定義のscd_hold_recovery_countオペランドの指定値を見直し,指定値を大きくしたあと,OpenTP1を再起動してください。
31 メモリ不足 システム環境定義の静的共用メモリサイズを見直し,対策したあと,再度コマンドを入力してください。scdhold,またはscdrlesコマンドの場合,運用状況に合わせて,次のどれかの対策をしてください。
  • ユーザサービス定義でservice_hold=Nとする。
  • ユーザサービス定義でhold_recovery=Nとする。
  • サーバ当たりのサービス数を64以下にする。
32 タイムアウト 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策したあと,再度コマンドを入力してください。なければ,システムの負荷が減少したあと,再度コマンドを入力してください。繰り返し発生する場合,OpenTP1管理者に連絡してください。
33 定義解析エラー 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策したあと,再度コマンドを入力してください。
34 サービス単位の閉塞管理不可 ユーザサービス定義にサービス閉塞管理なし(service_hold=N)を指定したサーバに対して,サービス閉塞要求を出しました。サービス単位の閉塞管理が必要な場合は,ユーザサービス定義のservice_holdオペランドを見直し,dcsvstop,dcsvstartの順にコマンドを入力してください。その後,再度scdholdコマンドを入力,またはscdhold,scdrlesの順に入力してください。
35 該当サーバは-pモードで閉塞していません 指定されたサーバは-pモードで閉塞していません。指定誤りの場合は,正しいサービス名を指定して,scdrlesコマンドを入力してください。