分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

[目次][索引][前へ][次へ]

KFCA00502-I

実時間監視タイムアウトが発生しました。
タイムアウトしたサーバ名:aa....aa(プロセスID=bbbbb)
種別コード=c

aa....aa:タイムアウトしたサーバ名(8文字以内の英数字)
タイムアウト時刻の前にサーバがダウンすると,********が表示されます。
bbbbb:シグナル送り先プロセスID
c:種別コード
種別コードの意味とシステムの処置を表に示します。
(S)シグナル送り先プロセスIDで示したプロセスに,強制停止の場合はSIGQUIT,およびSIGKILLシグナル(ユーザサービス定義のprc_abort_signalオペランド指定時には,指定したシグナル番号)を送信します。
種別コード 意味 システムの処置
1 SPP,SUP,MHPのトランザクション処理に掛かる時間の監視。ユーザサービス定義,ユーザサービスデフォルト定義,rapリスナーサービス定義,クライアントサービス定義,またはトランザクションサービス定義のtrn_expiration_timeオペランドで指定します。 強制停止
2 非トランザクションMHPの限界経過時間(MHPのサービスプログラムの実行時間)の監視。MCFアプリケーション定義のmcfaalcap定義コマンドの-vオプション,またはMCFマネジャ定義のmcfmuap定義コマンドの-uオプションのntmetimオペランドで指定します。 強制停止
3 サービス関数実行時間の監視。ユーザサービス定義,またはユーザサービスデフォルト定義のservice_expiration_timeオペランドで指定します。 強制停止
4 トランザクション完了限界時間の監視。ユーザサービス定義,ユーザサービスデフォルト定義,rapリスナーサービス定義,クライアントサービス定義,またはトランザクションサービス定義のtrn_completion_limit_timeオペランドで指定します。 強制停止
(O)このメッセージが出力される障害の事例と調査手順については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。