Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス COBOL言語編


CBLDCMCF('CONTEND ')

〈このページの構成〉

名称

継続問い合わせ応答の終了

形式

PROCEDURE DIVISIONの指定

CALL  'CBLDCMCF'  USING  一意名1

DATA DIVISIONの指定

01 一意名1.
   02 データ名A  PIC X(8) VALUE 'CONTEND '.
   02 データ名B  PIC X(5).
   02 FILLER    PIC X(3).
   02 データ名C  PIC X(16) VALUE LOW-VALUE.

機能

継続問い合わせ応答の処理を終了します。継続問い合わせ応答を終了するときは,そのMHPから呼び出したCBLDCMCF('REPLY ')のデータ名Rが空白であること,および継続問い合わせ応答型のアプリケーションを起動するCBLDCMCF('EXECAP ')を呼び出していないことが前提です。次起動アプリケーションをCBLDCMCF('REPLY ')のデータ名Rに設定したり,継続問い合わせ応答型のアプリケーションを起動するCBLDCMCF('EXECAP ')を呼び出したりした場合は,CBLDCMCF('CONTEND ')はエラーリターンします。

CBLDCMCF('CONTEND ')を呼び出したあとは,一時記憶データにアクセスするプログラム(CBLDCMCF('TEMPGET '),CBLDCMCF('TEMPPUT '))は使えません。

UAPで値を設定するデータ領域

●データ名A

継続問い合わせ応答の終了を示す要求コードを「VALUE 'CONTEND△'」と設定します。

●データ名C

「LOW-VALUE」を設定します。

OpenTP1から値が返されるデータ領域

●データ名B

ステータスコードが,5けたの数字で返されます。

ステータスコード

ステータスコード

意味

00000

正常に終了しました。

72000

<MHPの実行でリターンした場合>

先頭セグメントを受信する CBLDCMCF('RECEIVE ')を呼び出す前に,CBLDCMCF('CONTEND ')を呼び出しています。

<SPPの実行でリターンした場合>

SPPではCBLDCMCF('CONTEND ')を呼び出せません。

72016

データ名Cに設定した値が間違っています。

72028

データ名Aに設定した値が間違っています。

72101

継続問い合わせ応答型でないアプリケーションで,CBLDCMCF('CONTEND ') を呼び出しています。

72107

CBLDCMCF('CONTEND ')を2回以上呼び出しています。

72111

次起動アプリケーションを設定してCBLDCMCF('REPLY ')を呼び出したあと,CBLDCMCF('CONTEND ')を呼び出しています。

継続問い合わせ応答型のアプリケーション名を設定してCBLDCMCF('EXECAP ')を呼び出したあと,CBLDCMCF('CONTEND ')を呼び出しています。

上記以外

プログラムの破壊などによる,予期しないエラーが発生しました。