RECEIVE - 一時記憶データの受け取り
名称
一時記憶データの受け取り
形式
DATA DIVISION(通信記述項)の指定
CD 通信記述名
FOR {INPUT|I-O} STORAGE
〔STATUS KEY IS データ名1〕.
01 一意名1.
02 データ名2 PIC 9(4) COMP.
02 データ名3 PIC X(4).
02 データ名4 PIC X(n).
PROCEDURE DIVISION(通信文)の指定
RECEIVE 通信記述名 {MESSAGE|SEGMENT}
INTO 一意名1.
機能
次に示すCALLインタフェースの機能を実現します。
通信記述項に設定する項目
●FOR句
INPUT STORAGE またはI-O STORAGE を指定します。
●STATUS KEY句
ステータスコードを受け取りたいときに指定します。この指定を省略した場合は,ステータスコードを受け取れません。
通信文に指定する項目
●MESSAGE,SEGMENT
どちらかを指定します。
●一意名1
一時記憶データを受け取る領域を示すデータ項目を指定します。メッセージ受信後の一意名1の形式を次に示します。
ステータスコード
ステータスコード | 意味 |
---|---|
00000 | 正常に終了しました。 |
72000 | SPPでは,一時記憶データを受け取れません。 |
72013 | 受け取り領域の長さを超える一時記憶データを受け取りました。32761バイトを超えた分のデータは切り捨てられました。 |
72036 | 受け取り領域長の長さが7バイト未満です。 |
72101 | 継続問い合わせ応答型(type = cont)でないMHPで,一時記憶データを受け取るRECEIVE文を使っています。 |
72106 | 先頭セグメントを受信するRECEIVE文を使う前に,一時記憶データを受け取るRECEIVE文を使っています。 |
72107 | 継続問い合わせ応答を終了するDISABLE文を使ったあとで,一時記憶データを受け取るRECEIVE文を使っています。 |
上記以外 | プログラムの破壊などによる,予期しないエラーが起こりました。 |