分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス COBOL言語編

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SEND − 一時記憶データの更新

名称

一時記憶データの更新

形式

DATA DIVISION(通信記述項)の指定

 
CD  通信記述名
    FOR I-O STORAGESTATUS  KEY  IS データ名1〕.
 
01 一意名1.
   02 データ名2  PIC  9(4) COMP.
   02 データ名3  PIC  X(4).
   02 データ名4  PIC  X(n).
 

PROCEDURE DIVISION(通信文)の指定

 
SEND 通信記述名 FROM 一意名1.
 

機能

次に示すCALLインタフェースの機能を実現します。

通信記述項に設定する項目

FOR句

I-O STORAGE を指定します。

STATUS KEY句

ステータスコードを受け取りたいときに指定します。この指定を省略した場合は ,ステータスコードを受け取れません。

通信文に指定する項目

●一意名1

一時記憶データを格納したデータ項目を指定します。送信するセグメントの形式を次に示します。

[図データ]

ステータスコード

ステータスコード 意味
00000 正常に終了しました。
71103 一時記憶データを更新するための領域が確保できませんでした。
72000 SPPでは,一時記憶データを更新するSEND文は使えません。
72024 FOR句に設定した値が間違っています。
72035 更新データ長の値が,MCFアプリケーション定義で指定した一時記憶データ格納用領域の長さを超えています。
更新データ長の値が7バイト未満です。
72101 継続問い合わせ応答型(type=cont)でないMHPで,一時記憶データを更新するSEND文を使っています。
72105 一時記憶データを受け取るRECEIVE文を使う前に,一時記憶データを更新するSEND文を使っています。
72106 先頭セグメントを受信するRECEIVE文を使う前に,一時記憶データを更新するSEND文を使っています。
72107 継続問い合わせ応答を終了するDISABLE文を使ったあとで,一時記憶データを更新するSEND文を使っています。
上記以外 プログラムの破壊などによる,予期しないエラーが起こりました。