tpfree
- 〈このページの構成〉
形式
ANSI C,C++の形式
#include <xatmi.h> void tpfree(char *ptr)
K&R版 Cの形式
#include <xatmi.h> void tpfree(ptr) char *ptr;
機能
関数tpfree()の引数は,以前にtpalloc()やtprealloc()で取得したバッファへのポインタです。ptrがNULLの場合は,何もしません。ptrが型付きバッファへのポインタでない場合(または,tpfree()で,事前に解放されていた場合),関数を呼び出した結果は不確定です。サービス関数内では,ptrがサービス関数に渡されたバッファを指す場合,tpfree()はバッファを解放しないでリターンします。
情報を要求していたり,データと結び付いているバッファ型は,バッファの解放と同時にそれらも削除されます。tpfree()は,バッファが解放される前にこれらの結び付きを削除します(その方法は,コミュニケーションリソースマネジャで規定)。
いったんtpfree()がリターンしたあとで,ptrを引数としてXATMI関数に渡したり,ほかの定義に使ったりしないでください。
『引数』
『●ptr
tpalloc()やtprealloc()で割り当てたバッファへのポインタを設定します。』
リターン値
tpfree()は,呼び出し元には何も値を返しません。そのため,void型の宣言となっています。
アプリケーションの使い方
この関数は,Cライブラリのmalloc(),realloc(),free()と一緒には使わないでください(例えば,tpalloc()で割り当てたバッファは,free()で解放しないでください)。
関連項目
tpalloc(),tprealloc()
『OpenTP1で使う場合の注意事項』
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『OSI TP通信をするXATMIのエラーは,従来のTCP/IPとエラー動作が異なる場合があります。』