dc_rpc_get_watch_time
形式
ANSI C ,C++の形式
#include <dcrpc.h> int dc_rpc_get_watch_time(void)
K&R版 C の形式
#include <dcrpc.h> int dc_rpc_get_watch_time()
機能
現在のサービス要求の応答待ち時間を参照します。この関数は,dc_rpc_set_watch_time関数で応答待ち時間を一時的に変更する前に,元の値を退避するために使います。
この関数は,dc_rpc_set_watch_time関数で変更したサービス応答待ち時間をリターンします。変更していない場合は,次に示す値をリターンします。
-
TP1/Server Baseの場合:システム共通定義のwatch_timeオペランドの値
-
TP1/LiNKの場合:180秒
この関数で得られる値は,OpenTP1のdc_rpc_call関数に対して有効です。
リターン値
リターン値 |
リターン値(数値) |
意味 |
---|---|---|
正の整数 |
現在のサービス応答待ち時間を示します。 |
|
DC_OK |
0 |
サービス応答待ち時間は,無制限に待ち続ける指定です。 |
上記以外 |
プログラムの破壊などによる,予期しないエラーが起こりました。 |