dc_mcf_send
形式
形式については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル」の該当するプロトコル編を参照してください。
機能
相手システムへ,一方送信の論理メッセージを送信します。
dc_mcf_send関数では,セグメント単位で論理メッセージを送信します。送信する論理メッセージが一つのセグメントから構成される場合は,dc_mcf_send関数を1回呼び出して送信します。送信する論理メッセージが複数のセグメントから構成される場合は,必要なセグメントの数だけdc_mcf_send関数を呼び出して,一つの論理メッセージを送信します。
MCFで管理するアプリケーション(MHPのサービス関数),またはSPPはdc_mcf_send関数はUAPの処理とは非同期にメッセージを送信します。
送信できるメッセージの一つのセグメント長は,32,000バイトまでです。ただし,プロトコルによって,実際の最大長が異なる場合があります。詳細については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル」の該当するプロトコル編を参照してください。
dc_mcf_send関数がセグメントを送信するMCFの領域は,MCFで使う領域と,送信するメッセージのセグメントから構成されます。
引数に設定する値と関数のリターン値は,使う通信プロトコルによって異なります。詳細については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル」の該当するプロトコル編を参照してください。
注意事項
MCFマネジャ定義のUAP共通定義(mcfmuap -c order)の指定によって,メッセージの送信順序が異なりますので注意してください。