dc_mcf_contend
- 〈このページの構成〉
形式
ANSI C ,C++の形式
#include <dcmcf.h> int dc_mcf_contend(DCLONG action,char *resv01)
K&R版 C の形式
#include <dcmcf.h> int dc_mcf_contend(action,resv01) DCLONG action; char *resv01;
機能
継続問い合わせ応答を終了します。継続問い合わせ応答を終了させるときは,そのMHPで呼び出したdc_mcf_reply関数のnextapがヌル文字列であること,および継続問い合わせ応答型のアプリケーションを起動させるdc_mcf_execap関数を呼び出していないことが前提です。次起動アプリケーションをdc_mcf_reply関数のnextapに設定している場合,または継続問い合わせ応答型のアプリケーションを起動させるdc_mcf_execap関数を呼び出している場合は,dc_mcf_contend関数はエラーリターンします。
dc_mcf_contend関数を呼び出したあとは,一時記憶データにアクセスする関数(dc_mcf_tempget関数,dc_mcf_tempput関数)は使えません。
UAPで値を設定する引数
●action
DCNOFLAGSを設定します。
●resv01
ヌル文字列を設定します。
リターン値
リターン値 |
リターン値(数値) |
意味 |
---|---|---|
DCMCFRTN_00000 |
0 |
正常に終了しました。 |
DCMCFRTN_72000 |
-13000 |
<MHPの実行でリターンした場合> 先頭セグメントを受信するdc_mcf_receive関数を呼び出す前に,dc_mcf_contend関数を呼び出しています。 |
<SPPの実行でリターンした場合> SPPではdc_mcf_contend関数を呼び出せません。 |
||
DCMCFRTN_72016 |
-13016 |
actionに設定した値が間違っています。 |
resv01に設定した値がヌル文字列になっていません。 |
||
DCMCFRTN_72101 |
-13101 |
継続問い合わせ応答型でないアプリケーションで,dc_mcf_contend関数を呼び出しています。 |
DCMCFRTN_72107 |
-13107 |
dc_mcf_contend関数を2回以上呼び出しています。 |
DCMCFRTN_72111 |
-13111 |
次起動アプリケーション(nextap)を設定してdc_mcf_reply関数を呼び出したあと,dc_mcf_contend関数を呼び出しています。 |
継続問い合わせ応答型のアプリケーション名を設定してdc_mcf_execap関数を呼び出したあと,dc_mcf_contend関数を呼び出しています。 |
||
上記以外 |
プログラムの破壊などによる,予期しないエラーが発生しました。 |