メイン関数の作成(SUP,SPP,MHP)
機能
UAPのプロセスが開始して,OSから最初に呼ばれる関数です。
SUPのメイン関数の場合
SUPのメイン関数で,必ず呼び出すOpenTP1の関数を次に示します。
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dc_rpc_open(アプリケーションプログラムの開始)
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dc_adm_complete(ユーザサーバの開始処理完了の報告)
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dc_rpc_close(アプリケーションプログラムの終了 業務終了後)
上記のOpenTP1の関数以外にも,業務に必要なUAPプロセスの初期化や,終了処理,dc_rpc_call関数なども使えます。
SPPのメイン関数の場合
SPPから提供するサービスとして作成したサービス関数を,一つの実行形式ファイルにまとめます。一つのメイン関数と複数のサービス関数から構成される実行形式ファイルが,一つのサービスグループに対応します。
SPPのメイン関数で,必ず呼び出すOpenTP1の関数を次に示します。SPPのサービスで,MCFの関数を使う場合は,dc_mcf_open関数,dc_mcf_close関数を呼び出してください。
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dc_rpc_open(アプリケーションプログラムの開始)
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dc_rpc_mainloop(SPPのサービス開始)
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dc_rpc_close(アプリケーションプログラムの終了 業務終了後)
初期化の処理をしてから,このメイン関数自体はdc_rpc_mainloop関数で止まっています。その間にサービス関数で要求された処理をします。上記のOpenTP1の関数以外にも,業務に必要なSPPプロセスの初期化や,終了処理,dc_rpc_call関数などもメイン関数で使えます。
MHPのメイン関数の場合
メッセージを処理するアプリケーションとして作成したサービス関数を,一つの実行形式ファイルにまとめます。一つのメイン関数と複数のサービス関数から構成される実行形式ファイルが,一つのサービスグループに対応します。サービスグループ名はドメイン内(全ネットワーク内)で一意になる名称にしてください。
MHPのメイン関数で,必ず呼び出すOpenTP1の関数を次に示します。
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dc_rpc_open(アプリケーションプログラムの開始)
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dc_mcf_open(MCF環境のオープン)
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dc_mcf_mainloop(MHPのサービス開始)
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dc_mcf_close(MCF環境のクローズ)
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dc_rpc_close(アプリケーションプログラムの終了 業務終了後)
アプリケーション名に該当するサービス関数があるMHPが開始され,初期化の処理をしたあと,このメイン関数自体はdc_mcf_mainloop関数で止まっています。その間にサービス関数で要求された処理をします。上記のOpenTP1の関数以外にも,業務に必要なMHPプロセスの初期化や,終了処理,dc_rpc_call関数などもメイン関数で使えます。
引数
dcsvstartコマンドの-aオプションを使用して,SUPのメイン関数に第1引数を渡すことができます。dcsvstartコマンドの詳細については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。