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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス C言語編


オペレーション宣言

〈このページの構成〉

形式

〔[operation_attribute,…]〕 type_specifier
            operation_identifier(parameter_declaration,…);
〔[operation_attribute,…]〕 type_specifier
            operation_identifier(〔 void 〕);

意味

実際の処理をする関数を定義します。

指定する項目

●operation_attribute

オペレーション属性を指定します。指定できる属性を次に示します。

  • transaction_mandatory

    必ずトランザクション拡張します。

  • transaction_optional

    トランザクションの処理であれば,トランザクション拡張します。

●type_specifier

データ型を指定します。オペレーションが返すデータ型があれば,そのデータ型を指定します。この型はスカラ型か,前に定義されている型を指定します。結果を返さない場合は,voidを必ず指定します。指定できる型は整数型です。

●operation_identifier

オペレーション名を指定します。文字の長さは最大30文字指定できます。

●parameter_declaration

パラメタ宣言を指定します。オペレーションのパラメタを宣言します。

説明

  1. transaction_mandatory属性とtransaction_optional属性を同時に指定できません。

  2. オペレーションのリターン値をポインタにする場合は,必ず完全ポインタにしてください。

OpenTP1のIDL−only TxRPCの制限事項