6.2.3　TxRPCの制限事項

TxRPCの通信では，次に示す制限事項があります。

IDL-only TxRPCでは，dc_rpc_open関数，dc_adm_complete関数などをUAPで呼び出す必要があります。
コンテキストハンドルは使えません。
IDLファイルでは，#ifdefでマクロ変数の宣言はできません。
Cコンパイラの仕様によっては，生成したスタブでコンパイルエラーになる場合があります。
txidlコマンドは，ファイルの内容がANSI仕様に準拠しているかどうかをチェックしません。そのため，ANSI仕様でだけ有効な記述があるIDLファイルをコンパイルした場合，生成されるスタブは，ANSI仕様に準拠したCコンパイラだけしか使えません。
UAPとスタブは，同じCコンパイラでコンパイルしてください。