tptypes
形式
ANSI C ，C++ の形式
#include <xatmi.h> long tptypes(char *ptr,char *type,char *subtype)
K&R版 Cの形式
#include <xatmi.h> long tptypes(ptr,type,subtype) char *ptr; char *type; char *subtype;
機能
関数tptypes()は，引数ptrにデータを格納したバッファへのポインタを設定して，引数type，subtypeにそれぞれバッファのタイプとサブタイプをリターンします。ptrはtpalloc()から得たバッファへのポインタです。typeとsubtypeがNULLでない場合は，この関数はそれぞれが指しているタイプとサブタイプの名称を文字配列に格納します。名称が最大長（typeは8バイト，subtypeは16バイト）の場合，文字配列の終わりにはNULLを入れません。サブタイプがない場合は，subtypeが指す配列はNULL文字列（""）です。
Note：typeは先頭8バイト，subtypeは先頭16バイトが格納されることに注意してください。
『引数』
『●ptr
バッファへのポインタを設定します。』
『●type
バッファのtypeへのポインタを設定します。』
『●subtype
バッファのsubtypeへのポインタを設定します。』
リターン値
成功した場合，tptypes()はバッファのサイズをリターンします。エラー時には，tptypes()は-1をリターンして，tperrnoにエラーの状態を示す値を設定します。
エラー
次のような場合，tptypes()はエラーリターンして，次のうちどれか一つの値をtperrnoに設定します。
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リターン値 |
リターン値（数値） |
意味 |
|---|---|---|
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TPEINVAL |
4 |
間違った引数が与えられました（例えば，ptrが型付きバッファへのポインタではない）。 |
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TPEOS |
7 |
オペレーティングシステムにエラーが起こりました。厳密なエラーの性質は，product-specificな方法で定義されます。 |
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TPEPROTO |
9 |
tptypes()が間違った状況で呼ばれました。 |
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TPESYSTEM |
12 |
コミュニケーションリソースマネジャシステムでエラーが起こりました。厳密なエラーの性質は，product-specificな方法で定義されます。 |
関連項目
tpalloc()，tpfree()，tprealloc()
『OpenTP1で使う場合の注意事項』
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『OSI TP通信をするXATMIのエラーは，従来のTCP/IPとエラー動作が異なる場合があります。』