tpcancel

〈このページの構成〉

名称

リクエスト/レスポンス型サービスのキャンセル

#include <xatmi.h>
int  tpcancel(int cd)

#include <xatmi.h>
int  tpcancel(cd)
int     cd;

関数tpcancel()は，関数tpacall()のリターン値である記述子cdをキャンセルします。グローバルトランザクションに属している記述子をキャンセルしようとすると，エラーになります。

成功した場合，cdは無効となって，cdとして受信した応答は，暗黙的に捨てられます（コミュニケーションリソースマネジャによって）。

記述子を設定します。』

エラー時には，-1をリターンして，tperrnoにエラーの状態を示す値を設定します。

次のような場合，tpcancel()はエラーリターンして，次のうちどれか一つの値をtperrnoに設定します。

リターン値	リターン値（数値）	意味
TPEBADDESC	2	引数cdは，間違った記述子です。
TPEOS	7	オペレーティングシステムにエラーが起こりました。厳密なエラーの性質は，product-specificな方法で定義されます。
TPEPROTO	9	tpcancel()が間違った状況で呼ばれました。
TPESYSTEM	12	コミュニケーションリソースマネジャシステムでエラーが起こりました。厳密なエラーの性質は，product-specificな方法で定義されます。
TPETRAN	14	引数cdが，呼び出し側のグローバルトランザクションに参加しています。エラーのあとでも，引き続き記述子cdは有効で，呼び出し側の現在のトランザクションには影響しません。