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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス C言語編


dc_prf_utrace_put

〈このページの構成〉

名称

ユーザ固有の性能検証用トレースの取得

形式

ANSI C,C++の形式

#include <dcprf.h>
int dc_prf_utrace_put(unsigned short event_id,
                      unsigned short datalen,
                      char *buffaddr, DCLONG flags)

K&R版 C の形式

#include <dcprf.h>
int dc_prf_utrace_put(event_id, datalen, buffaddr, flags)
unsigned short  event_id;
unsigned short  datalen;
char            *buffaddr;
DCLONG          flags;

機能

ユーザ固有の性能検証用トレース(prfトレース)を取得します。

UAPで値を設定する引数

●event_id

取得するイベントのイベントIDを設定します。使用できるイベントIDの範囲は0x0001〜0x0040です。

●datalen

取得するトレースデータのデータ長を設定します。設定できるデータ長は4バイト以上256バイト以下です。また,このデータ長は4バイトの倍数でなければなりません。

●buffaddr

取得するトレースデータの設定されているバッファの先頭ポインタを設定します。

●flags

DCNOFLAGSを設定します。

リターン値

リターン値

リターン値(数値)

意味

DC_OK

0

正常に終了しました。

DCPRFER_PARAM

-4601

引数に指定した値に誤りがあります。

注意事項

dc_prf_utrace_put関数がリターン値「DC_OK」を返してもトレースが正しく取得されているとは限りません。これは,トレースの取得処理で,排他を使用しないため複数のプロセスから同時に取得要求が出された場合,データが消失してしまうことがあるためです。