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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス C言語編


dc_mcf_timer_cancel

〈このページの構成〉

名称

ユーザタイマ監視の取り消し

形式

ANSI C,C++の形式

#include <dcmcf.h>
int dc_mcf_timer_cancel(DCLONG flags,DCLONG timer_id,char *lename)

K&R版 C の形式

#include <dcmcf.h>
int dc_mcf_timer_cancel(flags,timer_id,lename)
DCLONG    flags;
DCLONG    timer_id;
char      *lename;

機能

dc_mcf_timer_set関数で設定したユーザタイマ監視を取り消します。

設定したユーザタイマ監視は,dc_mcf_timer_cancel関数が正常にリターンした時点で取り消されています。

また,この関数を呼び出した時点で,設定したユーザタイマ監視がタイムアウトしていて,MHPがすでに起動されている場合には,dc_mcf_timer_cancel関数がDCMCFER_PARAM_TIM_IDでエラーリターンします。

dc_mcf_timer_cancel関数は,ユーザサーバからだけ呼び出せます。

UAPで値を設定する引数

●flags

DCNOFLAGSを設定します。

●timer_id

ユーザタイマ監視を設定したときと同じタイマ要求識別子を指定します。

●lename

ユーザタイマ監視を設定したときと同じ論理端末名称を指定します。論理端末名称の最後にはヌル文字を付けます。

リターン値

リターン値

リターン値(数値)

意味

DC_OK

0

正常に終了しました。

DCMCFER_PARAM_TIM_ID

-11910

timer_idに指定したタイマ要求識別子は登録されていません。

すでにタイムアウトが発生してMHPが起動されているか,またはすでにユーザタイマ監視が取り消されています。

DCMCFER_PARAM_FLAGS

-11911

flagsに設定した値が間違っています。

DCMCFER_PARAM_LENAME

-11912

lenameに設定した値が間違っています。

DCMCFER_NO_DEFINE

-11916

要求された機能はMCFで定義されていません。