dc_mcf_sendsync
形式
形式については，マニュアル「OpenTP1 プロトコル」の該当するプロトコル編を参照してください。
機能
相手システムへ，稼働中のUAPの処理で論理メッセージを送信します。UAPからdc_mcf_sendsync関数を呼び出してから，出力キューにメッセージが書き込まれ関数に指定した論理端末にメッセージを送信し終わるまで，dc_mcf_sendsync関数は待ちます。このように，UAPからのdc_mcf_sendsync関数の呼び出しと同期して，論理メッセージを送信します。
dc_mcf_sendsync関数では，セグメント単位で論理メッセージを送信します。論理メッセージが一つのセグメントから構成される場合は，dc_mcf_sendsync関数を1回呼び出して送信します。論理メッセージが複数のセグメントから構成される場合は，必要なセグメントの数だけdc_mcf_sendsync関数を呼び出して，一つの論理メッセージを送信します。
送信できるメッセージの一つのセグメント長は，32キロバイトまでです。ただし，プロトコルによって，実際の最大長が小さいことがあります。詳細については，マニュアル「OpenTP1 プロトコル」の該当するプロトコル編を参照してください。
dc_mcf_sendsync関数がセグメントを送信するMCFの領域は，MCFで使う領域と，送信するメッセージのセグメントから構成されます。
引数に設定する値と関数のリターン値は，使う通信プロトコルによって異なります。詳細については，マニュアル「OpenTP1 プロトコル」の該当するプロトコル編を参照してください。