dc_mcf_adltap
- 〈このページの構成〉
形式
ANSI C,C++の形式
#include <dcmcf.h> int dc_mcf_adltap (DCLONG action, dcmcf_adltapopt *apopt, char *resv01, DCLONG *resv02, char *resv03, char *resv04)
K&R版Cの形式
#include <dcmcf.h> int dc_mcf_adltap (action, apopt, resv01, resv02, resv03, resv04) DCLONG action; dcmcf_adltapopt *apopt; char *resv01; DCLONG *resv02; char *resv03; char *resv04;
機能
指定されたアプリケーションに関するタイマ要求を削除し,アプリケーションの起動を停止します。ただし,ans型,およびcont型のアプリケーションに関するタイマ要求は削除できません。
UAPで値を設定する引数
●action
アプリケーション名で指定することを示す,DCMCFAPを設定します。
●apopt
この関数の対象となったコネクションの情報を,構造体dcmcf_adltapoptに設定します。
構造体の形式を次に示します。
typedef struct { DCLONG mcfid; …アプリケーション起動 プロセス識別子 char resv01[4]; …予備領域 char idnam[9]; …アプリケーション名 char resv02[7]; …予備領域 char resv03[112]; …予備領域 char resv04[376]; …予備領域 } dcmcf_adltapopt;
-
mcfid
処理対象のアプリケーションを持つアプリケーション起動サービスのアプリケーション起動プロセス識別子※を設定します。設定できる範囲は1〜239です。
- 注※
-
MCF環境定義(mcftenv -s)で指定するアプリケーション起動プロセス識別子は16進数とみなしてください。
例えば,アプリケーション起動プロセス識別子が10の場合,16を設定してください。
-
resv01
領域をヌル文字で埋めます。
-
idnam
起動を停止するアプリケーションのアプリケーション名を設定します。アプリケーション名は8バイト以内で設定し,文字列の最後にヌル文字を付けます。
-
resv02,resv03,resv04
領域をヌル文字で埋めます。
●resv01,resv02,resv03,resv04
NULLを設定します。
リターン値
リターン値 |
リターン値(数値) |
意味 |
---|---|---|
DCMCFRTN_00000 |
0 |
正常に終了しました。 |
DCMCFRTN_71001 |
-12001 |
MCFが開始処理中のため,dc_mcf_adltap関数が受け付けられません。 |
DCMCFRTN_71002 |
-12002 |
MCFが終了処理中のため,dc_mcf_adltap関数が受け付けられません。 |
DCMCFRTN_71004 |
-12004 |
dc_mcf_adltap関数の処理中にメモリ不足が発生しました。 |
DCMCFRTN_71005 |
-12005 |
通信障害が発生しました。原因については,メッセージログファイルを参照してください。 |
DCMCFRTN_71006 |
-12006 |
内部障害が発生しました。原因については,メッセージログファイルを参照してください。 |
DCMCFRTN_71007 |
-12007 |
指定されたアプリケーション名は登録されていません。 |
タイマ起動要求されていないアプリケーション名を指定しています。 |
||
問合せ応答型または継続問い合わせ応答型のアプリケーション名を指定しています。 |
||
DCMCFRTN_71009 |
-12009 |
dc_mcf_adltap関数が,該当するアプリケーション起動プロセスではサポートされていません。 |
DCMCFRTN_71010 |
-12010 |
指定されたアプリケーションに関するタイマ起動要求の削除を要求しましたが,受け付けられませんでした。原因については,メッセージログファイルを参照してください。 |
DCMCFRTN_72050 |
-13050 |
actionにDCMCFAPが指定されていません。 |
actionに未サポートのフラグを設定しています。 |
||
DCMCFRTN_72051 |
-13051 |
apoptにNULLが設定されています。 |
DCMCFRTN_72052 |
-13052 |
resv01にNULLが設定されていません。 |
DCMCFRTN_72053 |
-13053 |
resv02にNULLが設定されていません。 |
DCMCFRTN_72054 |
-13054 |
resv03にNULLが設定されていません。 |
DCMCFRTN_72055 |
-13055 |
resv04にNULLが設定されていません。 |
DCMCFRTN_72061 |
-13061 |
dcmcf_adltapoptのmcfidに0以下または240以上の値が設定されています。 |
DCMCFRTN_72062 |
-13062 |
dcmcf_adltapoptのresv01がヌル文字で埋められていません。 |
DCMCFRTN_72063 |
-13063 |
dcmcf_adltapoptのidnamの先頭がヌル文字です。 |
DCMCFRTN_72064 |
-13064 |
dcmcf_adltapoptのresv02がヌル文字で埋められていません。 |
DCMCFRTN_72065 |
-13065 |
dcmcf_adltapoptのresv03がヌル文字で埋められていません。 |
DCMCFRTN_72067 |
-13067 |
dcmcf_adltapoptのresv04がヌル文字で埋められていません。 |
DCMCFRTN_72073 |
-13073 |
dcmcf_adltapoptのidnamに設定された文字数が9バイト以上です。 |
DCMCFRTN_72074 |
-13074 |
dcmcf_adltapoptのidnamに設定された文字列中に不正な文字があります。 |