付録A.2 併用するアプリケーションプログラムのスタブの作成手順

dc_rpc_call関数で呼ばれて,XATMIインタフェースの関数(tpcall()など)を呼び出すUAPのスタブを作成する方法について説明します。

  1. インタフェース定義ファイルを作成します
    作成するファイルには,RPCインタフェース定義とXATMIインタフェース定義のクライアント用の定義を指定します。ファイル名は".def"で終わらせてください。
  2. stbmakeコマンドまたはtpstbmkコマンドを実行します
    スタブを生成するコマンド(stbmakeコマンドまたはtpstbmkコマンド)に必要な引数を指定して実行します。コマンドを実行すると,次のファイルが作成されます。xxxxxはインタフェース定義ファイルのファイル名から".def"を除いた文字列を示します。
    • OpenTP1のRPC用スタブソースファイル
      (デフォルトのファイル名:xxxxx_sstb.c)
    • XATMIスタブソースファイル
      (デフォルトのファイル名:xxxxx_stbx.c)
    • XATMIスタブヘッダファイル
      (デフォルトのファイル名:xxxxx_stbx.h)
    RPCインタフェース定義とXATMIインタフェース定義が混在している場合には,XATMIスタブソースファイルとXATMIスタブヘッダファイルが作成されます。
  3. スタブソースファイルをコンパイルして,UAPにリンケージさせます
    2.で作成したソースファイルをCコンパイラでコンパイルして,UAPにリンケージさせます。