dc_mcf_tlscom
名称
MCF通信サービスの状態取得
形式
ANSI C,C++の形式
#include <dcmcf.h>
int dc_mcf_tlscom (DCLONG action, char *resv01, DCLONG *infcnt,
dcmcf_svinf *inf, char *resv02)
K&R版Cの形式
#include <dcmcf.h>
int dc_mcf_tlscom (action, resv01, infcnt, inf, resv02)
DCLONG action;
char *resv01;
DCLONG *infcnt;
dcmcf_svinf *inf;
char *resv02;
機能
MCF通信サービスまたはアプリケーション起動サービスの状態を取得します。
UAPで値を設定する引数
●action
DCNOFLAGSを設定します。
●resv01
NULLを設定します。
●infcnt
MCF通信サービスまたはアプリケーション起動サービスの状態を格納する領域dcmcf_svinfの個数を設定します。
処理終了後は,該当するMCF通信サービスの個数が返されます。
●inf
MCF通信サービスまたはアプリケーション起動サービスの状態を格納する領域dcmcf_svinfを設定します。
「構造体dcmcf_svinfのサイズ×infcnt」バイト数分の領域が必要です。
●resv02
NULLを設定します。
OpenTP1から値が返される引数
●infcnt
MCFサービスに登録されているMCF通信サービスまたはアプリケーション起動サービスの個数が返されます。
●inf
MCFサービスに登録されているMCF通信サービスまたはアプリケーション起動サービスの情報が構造体dcmcf_svinfで返されます。
構造体の形式を次に示します。
typedef struct {
DCLONG mcfid; …MCF通信プロセス識別子,
アプリケーション起動
プロセス識別子
char svname[9]; …MCF通信サービス名
char resv01[7]; …予備領域
char pnam[20]; …プロトコル種別
DCLONG status; …MCF通信サービスの状態
char resv02[20]; …予備領域
} dcmcf_svinf;
リターン値
リターン値 | リターン値(数値) | 意味 |
---|---|---|
DCMCFRTN_00000 | 0 | 正常に終了しました。 |
DCMCFRTN_71001 | -12001 | MCFが開始処理中のため,dc_mcf_tlscom関数が受け付けられません。 |
DCMCFRTN_71004 | -12004 | dc_mcf_tlscom関数の処理中にメモリ不足が発生しました。 |
DCMCFRTN_71005 | -12005 | 通信障害が発生しました。原因については,メッセージログファイルを参照してください。 |
DCMCFRTN_71006 | -12006 | 内部障害が発生しました。原因については,メッセージログファイルを参照してください。 |
DCMCFRTN_72013 | -13013 | MCF通信サービスまたはアプリケーション起動サービスの数がinfcntの指定値を超えました。infcntの指定値を超えたMCF通信サービスまたはアプリケーション起動サービスの情報は切り捨てられました。 |
DCMCFRTN_72050 | -13050 | actionにDCNOFLAGSが設定されていません。 |
DCMCFRTN_72052 | -13052 | resv01にNULLが設定されていません。 |
DCMCFRTN_72053 | -13053 | resv02にNULLが設定されていません。 |
DCMCFRTN_72056 | -13056 | infcntにNULLが設定されています。 |
DCMCFRTN_72057 | -13057 | infにNULLが設定されています。 |
DCMCFRTN_72076 | -13076 | infcntに0以下の値が設定されています。 |