dc_mcf_ap_info
名称
アプリケーション情報通知
形式
ANSI C,C++の形式
#include<dcmcf.h>
int dc_mcf_ap_info(DCLONG flags, char *mcfid, char *apname,
struct DC_MCFAPINFO *apinfo, char *resv01,
DCLONG resv02)
K&R版 C の形式
#include<dcmcf.h>
int dc_mcf_ap_info(flags, mcfid, apname, apinfo, resv01, resv02)
DCLONG flags;
char *mcfid;
char *apname;
struct DC_MCFAPINFO *apinfo;
char *resv01;
DCLONG resv02;
機能
MHPからアプリケーションに関するさまざまな情報を取得できます。
通知の対象となるアプリケーションは,dc_mcf_ap_info関数を呼び出したMHP自身のアプリケーションか,ほかのMHPのアプリケーションです。dc_mcf_ap_info関数が正常終了した場合だけ,アプリケーション情報は有効となります。
UAPで値を設定する引数
●flags
参照するアプリケーションによって,次のフラグを設定します。
●mcfid
●apname
●apinfo
アプリケーション情報を取得する領域DC_MCFAPINFOのアドレスを設定します。
●resv01
NULLを設定します。
●resv02
DCNOFLAGSを設定します。
OpenTP1から値が返される引数
●apinfo
アプリケーション情報が,構造体DC_MCFAPINFOで返されます。
構造体の形式は次のとおりです。
struct DC_MCFAPINFO {
char mcf_apinfo[4];
DCLONG mcf_resv00;
char mcf_ap_name[9];
char mcf_ap_mcfid[3];
char mcf_resv01[4];
DCLONG mcf_ap_stat;
DCLONG mcf_ap_type;
char mcf_sg_name[32];
DCLONG mcf_sg_stat;
DCLONG mcf_sg_hold;
char mcf_sv_name[32];
DCLONG mcf_sv_stat;
DCLONG mcf_ap_ntmetim;
DCLONG mcf_ap_tempsize;
DCLONG mcf_ap_msgcnt;
DCLONG mcf_ap_trnmode;
DCLONG mcf_ap_quekind;
char mcf_resv02[72];
}
リターン値
リターン値 | リターン値(数値) | 意味 |
---|---|---|
DCMCFRTN_00000 | 0 | 正常に終了しました。 |
DCMCFRTN_72000 | -13000 | MHPサービス以外から呼び出されました。 |
DCMCFRTN_72001 | -13001 | アプリケーション名の設定が不正です。 アプリケーション名とプロセス識別子の組み合わせが不正です。 |
DCMCFRTN_72016 | -13016 | パラメタに不正な値があります。 |
上記以外 | プログラムの破壊などによる,予期しないエラーが起こりました。 |
注意事項
ERREVT1,ERREVT2,ERREVT3,ERREVT4は,同時に複数起動した場合,同名のエラーイベントであっても異なるアプリケーションの型を持つことがあります。したがって,dc_mcf_ap_info関数を呼び出したMHP以外のエラーイベント(ERREVT1,ERREVT2,ERREVT3,ERREVT4)に対する型の通知は行いません。この場合,MCFアプリケーション定義の省略時解釈値である「非応答型」を通知します。