分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス C言語編
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(1) スタブの作成とUAPのコーディング
スタブを作成して,UAPをコーディングするまでの手順を説明します。
- 次に示すファイルを作成します。
- (1)IDLファイル
- (2)クライアントプログラム
- (3)マネジャプログラム
- txidlコンパイラで,手順1で作成したIDLファイルをコンパイルします。この結果,次に示すファイルが生成されます。( )は省略時仮定値の名称です(xxxxは,IDLファイル名を示します)。
- (4)サーバプログラムのテンプレート(名称は serv.cで固定されています)
- サーバプログラムのテンプレートは,そのままでも使えます。内容を変更するときは,必要に応じて名称を変更してから,追加する処理をコーディングしてください。
- (5)ユーザサービス定義のテンプレート
- ユーザサービス定義のテンプレートは,修正しないと使えません。マニュアル「OpenTP1 システム定義」のユーザサービス定義の説明を参照して必要事項を定義してください。
- (6)環境定義ファイルのテンプレート(-cptype wdceのオプションを指定したとき)
- 環境定義ファイルのテンプレートは,修正しないと使えません。マニュアル「OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W,TP1/Client/P編」のクライアント環境定義についての説明を参照して,必要事項を定義してください。
- (7)クライアントスタブ(xxxx_cstub.c)
- (8)サーバスタブ(xxxx_sstub.c)
- (9)ヘッダファイル(xxxx.h)
(2) UAPのコンパイルとリンケージ
プログラムをCコンパイラでコンパイルします。指定したプロセスタイプに応じてリンケージするライブラリが異なります。リンケージするライブラリを次に示します。
- -lbetran:TP1/Server Baseのライブラリ
- -lclt:TP1/Clientのライブラリ
指定するプロセスタイプと,クライアントプログラムとサーバプログラムに必要なライブラリを次に示します。
- -cptype ndceと-sptype ndce
クライアント側:-lbetranと-ltactk
サーバ側:-lbetranと-ltactk
- -cptype wdceと-sptype ndce
クライアント側:-ltp1dceと-lclt,およびDCE関連ライブラリ
サーバ側:-lbetranと-ltactk
- -cptype ndceと-sptype wdce
クライアント側:-lbetranと-ltactk
サーバ側:-ltp1dceと-lbetran,およびDCE関連ライブラリ
- -cptype wdceと-sptype nbet
クライアント側:DCE関連ライブラリ
サーバ側:DCE関連ライブラリ
- -cptype nbetと-sptype wdce
クライアント側:DCE関連ライブラリ
サーバ側:DCE関連ライブラリ
- -cptype nbetと-sptype nbet
クライアント側:DCE関連ライブラリ
サーバ側:DCE関連ライブラリ
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