分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス C言語編
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
pointer_default属性
形式
pointer_default(pointer_attribute)
属性の意味
IDLで使える二つのポインタセマンティクスのうち,どちらを省略時仮定値とするかを指定します。
指定する項目
●pointer_attribute
次に示すポインタ属性のどちらかを指定します。
- ref:参照ポインタ
- ptr:完全ポインタ
説明
- 省略時仮定値のポインタセマンティクスは,次に示す場合に使われます。
- 構造体のメンバの宣言に使うポインタ
- 複数のポインタ演算子が宣言するオペレーションパラメタのトップレベル以外に使うポインタ
- オペレーションのリターン値であるポインタは,常に完全ポインタです。そのため,pointer_default属性は使われません。
- pointer_default属性の指定よりも,ポインタ属性が優先されます。
- インタフェース定義でpointer_default属性を指定しないで,省略時仮定値のポインタセマンティクスを必要とする宣言をすると,コンパイラでエラーになります。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2012, Hitachi, Ltd.