tamrstr
形式
tamrstr [-x] {ファイル名 TAMファイル名|-s TAMファイル名}
機能
tambkupコマンドでバックアップしたファイルの内容を,ファイルまたは標準入力からTAMファイルにリストアします。
オプション
●-x
tamrstrコマンドでは,整合性確認のためリストア元のファイルサイズと内部で管理するTAMファイルサイズが一致しているかどうかのチェックを行いますが,このオプションを指定するとこのチェックを省略します。
通常,このオプションを指定する必要はありませんが,KFCA26209-Eメッセージが出力されTAMファイルのリストアに失敗した場合は,該当メッセージの対処方法を確認し,リストア元ファイルの作成に問題がないことを確認してください。その後,このオプションを指定してtamrstrコマンドを再実行してください。
●-s
リストア元が標準入力の場合に指定します。
コマンド引数
●ファイル名 〜〈パス名〉
リストア元のファイルの名称を指定します。
-sオプションを指定した場合は,このコマンド引数は指定できません。
●TAMファイル名 〜〈パス名〉
リストア先のTAMファイルの名称を完全パス名で指定します。
注意事項
tamrtsrコマンドでは,リストアするTAMファイルのサイズによってメモリ所要量が異なります。次に示す見積もり式に従って,メモリ所要量を算出してください(単位:バイト)。
400000+A×2
- (凡例)
-
A:対象のTAMファイルサイズ。TAMファイルサイズの見積もり式については,「付録H.6 TAMファイルのサイズの見積もり式」を参照してください。