rapdfgen
形式
rapdfgen rapリスナーサービス定義ファイル名 | -m rapクライアントマネジャサービス定義ファイル名
機能
リモートAPI機能を実行するために必要な定義を生成します。
ユーザ作成のrapリスナーサービス定義に対してこのコマンドを実行すると,rapリスナー用ユーザサービス定義とrapサーバ用ユーザサービス定義を,$DCCONFPATH下に出力します。また,ユーザ作成のrapクライアントマネジャサービス定義に対してこのコマンドを実行すると,rapクライアントマネジャ用ユーザサービス定義を$DCCONFPATH下に出力します。rapリスナーサービス定義,およびrapクライアントマネジャサービス定義の詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。
それぞれの出力ファイル名を次に示します。
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rapリスナー用ユーザサービス定義:rapリスナーサービス定義名
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rapサーバ用ユーザサービス定義:rapリスナーサービス定義名+S
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rapクライアントマネジャ用ユーザサービス定義:rapクライアントマネジャサービス定義名
オプション
●-m rapクライアントマネジャサービス定義ファイル名 〜〈パス名〉
rapクライアントマネジャサービス定義を格納しているファイル名を指定します。
rapクライアントマネジャサービス定義ファイル名は1から8文字の識別子です。完全パス名で指定されていない場合(先頭が'/'で始まらない場合)の定義ファイルの格納先は,カレントディレクトリであると仮定されます。
コマンド引数
●rapリスナーサービス定義ファイル名 〜〈パス名〉
rapリスナーサービス定義を格納しているファイル名を指定します。
rapリスナーサービス定義ファイル名は1から7文字の識別子です。完全パス名で指定されていない場合(先頭が'/'で始まらない場合)の定義ファイルの格納先は,カレントディレクトリであると仮定されます。
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFCA26911-E |
rapdfgenコマンドでエラーが発生しました |
標準エラー出力 |
KFCA26912-E |
定義の指定値に誤りがあります |
標準エラー出力 |
KFCA26919-I |
rapdfgenコマンドの使用方法 |
標準出力 |
注意事項
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rapリスナーサービス定義およびrapクライアントマネジャサービス定義は,$DCCONFPATH下には置かないでください。これらの定義ファイルは,rapdfgenコマンドの入力となる定義ファイルであり,$DCCONFPATH下に置いた場合,コマンドによって作成されたrapリスナー用ユーザサービス定義またはrapクライアントマネジャ用ユーザサービス定義に上書きされてしまいます。$DCCONFPATH下に置いた場合の動作は保証しません。
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rapdfgenコマンドによって作成されたrapリスナー用ユーザサービス定義,rapサーバ用ユーザサービス定義,およびrapクライアントマネジャ用ユーザサービス定義は,$DCCONFPATH下にあることを前提としているため,$DCCONFPATH下から$DCUAPCONFPATH下に移動しないでください。$DCUAPCONFPATH下に移動した場合の動作は保証しません。