quels
形式
quels 〔-f〕 〔-q メッセージキューサービス名〕 〔キューグループID〕
機能
キューグループごとに,物理ファイル,およびキューファイルの状態を標準出力に出力します。ただし,quelsコマンドを入力する前に,メッセージキューサービスが起動されている必要があります。
オプション
●-f
キューグループごとに,キューファイルの状態を表示するときに指定します。
このオプションの指定を省略すると,物理ファイルの状態だけが表示されます。
●-q メッセージキューサービス名 〜〈識別子〉《que》
状態を表示するキューグループIDを管理しているメッセージキューサービスの名称を指定します。
コマンド引数
●キューグループID 〜〈識別子〉
状態を表示するキューグループIDを指定します。
このコマンド引数の指定を省略すると,-qオプションで指定したメッセージキューサービスが管理するすべてのキューグループの状態が表示されます。
出力形式
-
1:-fオプションがあるときだけ,キューファイル数分繰り返し表示されます。
-
aaaaaaaa:キューグループID
-
bbbb:物理ファイルのレコード長
-
cccc:物理ファイルのレコード数
-
dddd:使用中のレコード数
-
eeee:未使用のレコード数
-
ff....ff:物理ファイルのパス名
-
gg:キューファイルのレコード数が物理ファイルのレコード数に占める割合(%)(小数点以下切り捨て)
-
hhhh:キューファイル中の保持メッセージ数
-
iii:キューファイル中の取り出し待ちメッセージ数
-
jjj:キューファイル中の仕掛り中のメッセージ数
-
kk:キューファイル中のREADY状態のメッセージ数
-
llllllll:キューファイル名
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFCA01323-E |
コマンド引数の指定が誤っています |
標準エラー出力 |
KFCA01324-E |
キューグループIDの形式が誤っています |
標準エラー出力 |
KFCA01325-E |
指定したキューグループIDはありません |
標準エラー出力 |
KFCA01326-E |
メモリ不足です |
標準エラー出力 |
KFCA01329-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力, 標準エラー出力 |
KFCA01339-E |
メッセージキューサービス名の指定が誤っています |
標準エラー出力 |
KFCA01360-E |
プログラムに異常が発生しました |
標準エラー出力, メッセージログファイル |
KFCA01361-E |
実行環境が整っていません |
標準エラー出力 |