jnlarls
形式
jnlarls 〔-Z〕
機能
グローバルアーカイブジャーナルサービスのリソースグループとジャーナルサービスのリソースグループの関係,およびアーカイブ状態を表示します。
オプション
●-Z
ヘッダ行を削除して状態を表示します。
このオプションの指定を省略すると,ヘッダ行が表示されます。
出力形式
-
1:-Zオプションを指定すると表示されません。
-
aaaaaaaa:アーカイブジャーナルノードの名称,または被アーカイブジャーナルノードの名称
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bbb:ジャーナルサービス,またはグローバルアーカイブジャーナルサービスのファイル種別
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sys…システムジャーナルファイル
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jar…アーカイブジャーナルファイル
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cccccccc:リソースグループ名(システムジャーナルサービス定義の定義ファイル名,またはアーカイブジャーナルサービス定義の定義ファイル名)
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d:アーカイブ先識別子
-
>…この記号の右がアーカイブジャーナルであることを示します。
-
<…この記号の左がアーカイブジャーナルであることを示します。
-
-
e:接続状態(アーカイブ先識別子の右に示すサービス側が認識している状態)
-
c…接続中,またはサービス中
-
-…未接続(グローバルアーカイブジャーナルサービスの場合,過去に一度以上接続されていたことを示す),または初期状態
-
d…正常切断の出力完了待ち,または切断処理中
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f…強制,またはサービス停止切断の出力完了待ち
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i…接続処理中
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n…未サービス
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f:追い付き状態
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w…バッファリング中
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r…追い付き処理中
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s…停止指示
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-…アーカイバの場合に表示
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gggggggg:アーカイブジャーナルランID(アーカイブ先識別子の右に示すサービス側が認識しているジャーナルサーバ側のランID)
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アーカイブ先識別子が>のとき…グローバルアーカイブジャーナルサービスがアーカイブ済み(出力)であるジャーナルサーバ側のランID
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アーカイブ先識別子が<のとき…ジャーナルサービスがアーカイブ中(転送中)であるジャーナルサーバ側のランID
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hhhhhhhh:アーカイブジャーナル世代番号(アーカイブ先識別子の右に示すサービス側が認識しているジャーナルサーバ側の世代番号)
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アーカイブ先識別子が>のとき…グローバルアーカイブジャーナルサービスがアーカイブ済み(出力)であるジャーナルサーバ側の世代番号
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アーカイブ先識別子が<のとき…ジャーナルサービスがアーカイブ中(転送中)であるジャーナルサーバ側の世代番号
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iiiiiiii:アーカイブジャーナルブロック番号(アーカイブ先識別子の右に示すサービス側が認識しているジャーナルサーバ側のブロック番号)
-
アーカイブ先識別子が>のとき…グローバルアーカイブジャーナルサービスがアーカイブ済み(出力)であるジャーナルサーバ側のブロック番号
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アーカイブ先識別子が<のとき…ジャーナルサービスがアーカイブ中(転送中)であるジャーナルサーバ側のブロック番号
-
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFCA01141-E |
実行環境がジャーナルファイルレスモードのため,コマンドを実行できません |
標準エラー出力 |
KFCA01280-E |
jnlarlsコマンドの処理が失敗しました |
標準エラー出力 |
KFCA01281-E |
jnlarlsコマンドの入力形式が誤っています |
標準エラー出力 |
KFCA04127-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力, 標準エラー出力 |
注意事項
次に示す場合にjnlarlsコマンドを実行すると,正しい状態が表示されないことがあります。
-
システムジャーナルファイルのジャーナルデータをアーカイブジャーナルファイルに転送中で,アーカイブジャーナルファイルの状態が変更されている場合
jnlarlsコマンドで表示される接続状態は,相手ノードが異常終了,または強制停止しても,変わりません。