12.1.5 運用コマンド入力時の注意事項
-
OpenTP1終了中,強制終了中,または異常終了中に運用コマンドを入力すると,コマンドプロセスが異常終了することがあります。
-
rsh(リモートシェル)コマンドの引数にMCFの運用コマンドを指定する場合,MCFの運用コマンドの前後をアポストロフィ(’)で囲んで指定してください。
-
各運用コマンドは,入力された単位で順番に処理されます。運用コマンドを多数入力する場合には,順番待ちが発生して,入力数が増えるほど,待ち時間が拡大します。したがって,運用コマンドの入力を業務運用の一部に組み込む場合は,必要最小限の入力数となるように運用設計を行ってください。
-
運用コマンドを実行するときのOSプライオリティは,OpenTP1のプライオリティと同じ値を設定することをお勧めします。プライオリティが低い場合で,dcstartコマンドを実行すると,OpenTP1を開始できないことがあります。詳細については,「10.6.1(10) CPUの負荷が高いとき」を参照してください。
-
OpenTP1停止直後に運用コマンドを入力すると,コマンドが中断することがあります。