7.4.4 アーカイブジャーナルファイルの再使用
満杯,または運用コマンドによってスワップして待機状態となったファイルグループを再使用するためには,ファイルグループがアンロード済み状態になっている必要があります。
ただし,システムジャーナルサービス定義にjnl_unload_check=N(ジャーナルアンロードチェックの抑止機能)を指定している場合は,ファイルグループの状態をチェックしないでスワップします。
オンライン中のアーカイブジャーナルファイルの状態遷移を次の図に示します。
グローバルアーカイブジャーナル機能を使用する場合で,次のようなときは,すべてのジャーナルをアーカイブ済みであっても最終ファイルグループのファイルステータスがアーカイブ済みにならないことがあります。
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システムジャーナルサービス定義にjnl_arc_terminate_check = Nを指定しているとき
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ジャーナルサービス定義のjnl_arc_terminate_timeoutに0以外を指定してあり,タイムアウトによってアーカイブサービスの途中で終了した場合(終了時に KFCA04148-W 理由コード:2008を出力した場合)
ファイルのステータスをアーカイブ済みにする場合は,jnlchgfgコマンドを使用してください。