5.8.4 注意事項
-
閉塞中または保留中のサービスグループは,メッセージキューの滞留監視の対象外です。また,処理能力判定区間で閉塞または保留した場合,処理能力判定区間から滞留数監視区間に移行したものと見なされます。したがって,閉塞解除または保留解除したあとの最初の監視で,閉塞または保留時の区間に関係なく,改めてメッセージの滞留数の判定を行い,入力キュー滞留監視数を超えている場合は,処理能力判定区間を開始します。
-
mcftdlqsgコマンドによって削除した入力キューの滞留数は,MHPで処理したサービス要求数に含まれません。
-
OpenTP1のオンライン中に,秒単位またはそれより大きな単位で時刻を進めたり戻したりしないでください。この機能は日付や時間の情報を使用しているため,OpenTP1のオンライン中に時刻を変更した場合,次に示す問題が発生します。
-
時刻を進めた場合,MCFが判定時刻に到達したと不当に判断して定義内容によってはOpenTP1システムがダウンするおそれがあります。
-
時刻を戻した場合,定義内容によっては入力キューの滞留監視を行わなくなるおそれがあります。
時刻の変更の詳細については,「3.14.4 時刻変更に関する注意」を参照してください。
-