5.8.1 指定するオペランド
メッセージキューの滞留監視機能を使用するには,次に示すMCFマネジャ定義のmcfmsvg定義コマンドを指定します。
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mcfmsvg -g "servgrpn=サービスグループ名"
入力キューの滞留監視を行うサービスグループ名を指定します。
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mcfmsvg -w "watchcnt=入力キューの滞留監視数"
滞留数監視区間から処理能力判定区間に遷移する際の判断になる入力キューのメッセージ滞留数(しきい値)を指定します。
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mcfmsvg -w "watchint=入力キューの滞留監視インタバル時間"
入力キューに滞留しているメッセージ数およびMHPの処理能力を監視するインタバル時間を指定します。
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mcfmsvg -w "expectcnt=MHPに期待するサービス要求の処理数"
次回のMHPの処理能力判定時までに期待するサービス要求の処理数(入力キューに滞留しているメッセージが処理完了となる件数)を指定します。
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mcfmsvg -w "abort=yes|no"
MHPの処理能力の不足を検出した場合,OpenTP1システムをダウンさせるかどうかを指定します。
それぞれのオペランドの詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。