3.1.5 ユーザサーバの入れ替え
OpenTP1実行中にユーザサーバを入れ替えることができます。
(1) サービス提供プログラム(SPP)の場合
次の手順でユーザサーバを入れ替えてください。
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ユーザサーバをdcsvstopコマンドで終了します。
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ユーザサーバを入れ替えます。必要ならユーザサービス定義も入れ替えます。
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入れ替えたユーザサーバをdcsvstartコマンドで開始します。
現在稼働中のユーザサーバがあるディレクトリとは別のディレクトリ下に,新しいユーザサーバを作ることもできます。この場合,次の手順で実行してください。
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ユーザサーバをdcsvstopコマンドで終了します。
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別のディレクトリ下にユーザサーバを設定します。
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prcpathコマンドで新しいディレクトリにパスを変更します。
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新しいユーザサーバをdcsvstartコマンドで開始します。
ただし,dcstartコマンドでOpenTP1を再開始すると,元のユーザサーバに戻ります。
(2) メッセージ処理プログラム(MHP)の場合
サービスグループ単位に,実行中のMHPを入れ替えることができます。
次の手順で入れ替えてください。
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ユーザサーバ(サービスグループ)のスケジュールをmcftdctsgコマンドで閉塞します。または,入力キューをmcfthldiqコマンドで保留します。
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ユーザサーバをdcsvstopコマンドで終了します。
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ユーザサーバを入れ替えます。
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入れ替えたユーザサーバをdcsvstartコマンドで再開始します。
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入れ替えたユーザサーバ(サービスグループ)のスケジュールをmcftactsgコマンドで閉塞解除します。または,入力キューの保留をmcftrlsiqコマンドで解除します。
ユーザサーバ(サービスグループ)のスケジュールを閉塞している間に発生した起動要求は,ディスクキューの場合,閉塞解除後に再スケジュールされます。メモリキューの場合は,すでにスケジュールされたものを含めて,エラーイベントとなります。
また,スケジュールの閉塞(mcftdctsgコマンド)または入力キューの保留(mcfthldiqコマンド)実行時に,-rオプションを指定すると,全面回復時には閉塞状態や保留状態は引き継がれません。