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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


付録F.4 TP1/FS/Direct Access

TP1/FS/Direct Accessが出力するファイルの一覧を次の表に示します。各ファイルの詳細な説明については,表F-8を参照してください。

表F‒7 TP1/FS/Direct Accessが出力するファイル一覧

項番

名称

ファイル名または

ディレクトリ名

バージョン

タイプ

ファイル形式

取得

タイミング

削除可否

1

damd生存確認ファイル

$DCDIR/tmp/damlive

初期

J

バイナリ

damdが起動したとき

×

2

論理ファイル回復時の一時ファイル

(damfrcコマンド実行ディレクトリ)/.dcdamPPPPPPP

(PPPPPPP:PIDの下7けた)

初期

J

バイナリ

damfrcコマンドの-cオプション未指定かつオンライン中バックアップファイル指定で実行したとき

(damfrc)

3

オンラインDAMバックアップ取得時の一時ファイル

(dambkup -o -s実行ディレクトリ)/bkTTTTPPPP

(TTTT:通算秒の下4けた,PPPP:プロセスIDの下4けた)

初期

J

バイナリ

dambkupオプションに-oオプションと-sオプションを指定して実行したとき

(dambkup)

(凡例)

J:制御ファイル,一時ファイル

□:コマンド終了時に削除します。( )内は該当するコマンド名です。

×:削除してはいけません。

TP1/FS/Direct Accessが出力するファイルの説明を次の表に示します。

表F‒8 TP1/FS/Direct Accessが出力するファイルの説明

項番

名称

関連する定義

サイズ

最大ファイル数

説明

1

damd生存確認ファイル

なし

32ビット版の場合:

136バイト

64ビット版の場合:

224バイト

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。damdが起動しているかどうかを確認するためのファイルです。

2

論理ファイル回復時の一時ファイル

なし

96バイト

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。damfrcコマンドの-cオプション未指定かつオンライン中バックアップファイル指定で実行したときにコマンドを実行したディレクトリ下に内部情報を一時ファイルに出力します。

3

オンラインDAMバックアップ取得時の一時ファイル

なし

バックアップ対象のDAMファイルサイズ+128バイト

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。dambkupコマンドに,-oオプションおよび-sオプションを指定して実行したときに,DAMファイルのバックアップ内容を標準出力へ出力する前に一時的にバックアップデータを格納するファイルです。