付録F.1 TP1/Server Base(UNIX版・Windows版共通)
TP1/Server Base(UNIX版・Windows版共通)が出力するファイルの一覧を次の表に示します。各ファイルの詳細な説明については,表F-2を参照してください。
項番 |
名称 |
ファイル名または ディレクトリ名 |
バージョン |
タイプ |
ファイル形式 |
取得 タイミング |
削除可否 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
監査ログファイル |
(log_audit_pathオペランドの指定値)/audit.log デフォルト: $DCDIR/auditlog/audit.log |
07-02 |
D,F,H |
テキスト |
監査イベントが発生したとき |
○ |
2 |
監査ログファイルのバックアップファイル |
(log_audit_pathオペランドの指定値)/auditNNN.log (NNN:001〜255) デフォルト: $DCDIR/auditlog/auditNNN.log (NNN:001〜255) |
07-02 |
K |
テキスト |
監査ログファイルのサイズがlog_audit_sizeオペランドの指定値を超えたとき |
○ |
3 |
OpenTP1自動起動判定ファイル |
$DCDIR/spool/.automode |
初期 |
J |
バイナリ |
OpenTP1を開始したとき |
× |
4 |
namdオンラインチェックファイル |
$DCDIR/spool/.namonl |
07-06 |
J |
空ファイル |
OpenTP1を起動したとき |
× |
5 |
カレントワークパス制御ファイル1 |
UNIX版: $DCDIR/spool/.dccurrent_path Windows版: %DCDIR%\spool\dccurrent_path |
UNIX版: 06-02 Windows版: 07-00 |
J |
バイナリ |
prcdを起動したとき(dcstartコマンドの実行時ではありません) |
× |
6 |
prcdポート情報格納ファイル |
$DCDIR/spool/.portid |
初期 |
J |
バイナリ |
prcdを起動したとき(dcstartコマンドの実行時ではありません) |
× |
7 |
prcpathコマンドの引き継ぎファイル |
$DCDIR/spool/.prcsvpath |
03-02 |
J |
バイナリ |
prcpathコマンドを実行したとき |
× |
8 |
コマンドログ |
$DCDIR/spool/cmdlog/cmdlogN (N:1または2) |
UNIX版: 07-00 Windows版: 06-50 |
C,E,H |
テキスト |
取得対象のコマンドを実行したとき |
△ |
9 |
トレース情報ダンプファイル ロックファイル(内部用ファイル) |
$DCDIR/spool/dcdfmtrN,dcdfmtrl (N:1または2) |
07-00 |
J |
バイナリ |
dcdefchkコマンドを実行したとき |
× |
10 |
FILイベントトレース情報ファイル |
$DCDIR/spool/dcfilinf/_fl_NNN (NNN:001〜003) |
07-03 |
D,F,H |
バイナリ |
prf_traceオペランドにY,かつfil_prf_trace_optionオペランドに1を設定し,fil_prf_trace_delay_timeオペランドの値以上のファイルアクセス処理時間を必要としたとき |
△ |
11 |
jnlchgfgコマンドの退避コアファイル |
$DCDIR/spool/dcjnlinf/errinf/chgfg_N (N:ダウンしたコマンドのPID) |
07-03 |
A |
バイナリ |
jnlchgfgコマンドが異常終了したとき |
△ |
12 |
jnlcuefプロセスの退避コアファイル |
$DCDIR/spool/dcjnlinf/errinf/cuef_N (N:ダウンしたプロセスのPID) |
07-03 |
A |
バイナリ |
内部コマンドのプロセスが異常終了したとき |
△ |
13 |
ジャーナルファイルの不正ジャーナル情報ファイル |
$DCDIR/spool/dcjnlinf/errinf/cuef_N (N:不正ジャーナルを検知したコマンドプロセスのPID) |
07-03 |
A |
バイナリ |
jnlunlfgコマンド,jnlchgfgコマンド,またはjnllsコマンドが不正ジャーナルを検知したとき |
△ |
14 |
jnllsコマンドの退避コアファイル |
$DCDIR/spool/dcjnlinf/errinf/ls_N (N:ダウンしたコマンドのPID) |
07-03 |
A |
バイナリ |
jnllsコマンドが異常終了したとき |
△ |
15 |
被アーカイブジャーナルノードの不正ジャーナル情報ファイル |
$DCDIR/spool/dcjnlinf/errinf/r_N (N:不正なデータを検知したジャーナルの世代番号) |
初期 |
J |
テキスト |
OpenTP1のリランで起動する際に,読み込んだブロックにエラーがあったとき |
× |
16 |
jnlunlfgコマンドの退避コアファイル |
$DCDIR/spool/dcjnlinf/errinf/unlfg_N (N:ダウンしたコマンドのPID) |
07-03 |
A |
バイナリ |
jnlunlfgコマンドが異常終了したとき |
△ |
17 |
ジャーナルメッセージキュー管理ファイル |
$DCDIR/spool/dcjnlinf/jnlqid |
初期 |
J |
バイナリ |
ジャーナルサービスがメッセージキューを作成したとき |
× |
18 |
JNL性能検証用トレース情報ファイル |
$DCDIR/spool/dcjnlinf/prfinf/_jl_NNN (NNN:001〜256) |
07-03 |
D,F,H |
バイナリ |
prf_traceオペランドにYを設定し,jnl_prf_event_trace_levelオペランドに00000001または00000002を設定したとき |
△ |
19 |
デッドロック,タイムアウト情報ファイル |
$DCDIR/spool/dclckinf |
初期 |
B |
テキスト |
TAM,DAMまたはdc_lck_xxx関数を使用している場合に,デッドロックまたは排他待ちタイムアウトが発生したとき |
△ |
20 |
LCK性能検証用トレース情報ファイル |
$DCDIR/spool/dclckinf/prf/_lk_NNN (NNN:001〜256) |
07-03 |
D,F,H |
バイナリ |
トランザクション処理を実行しているときや排他処理を実行しているとき |
△ |
21 |
メッセージログ通知機能用ソケットファイル |
$DCDIR/spool/dcloginf/.logntf |
03-03 |
J |
バイナリ |
メッセージログ通知機能を動作したとき |
× |
22 |
メッセージログファイル |
$DCDIR/spool/dclogN (N:1または2) |
初期 |
C,E,H |
テキスト |
OpenTP1を動作したとき |
× |
23 |
NAMイベントトレース情報ファイル |
$DCDIR/spool/dcnaminf/_nm_NNN (NNN:001〜003) |
07-02 |
D,F,H |
バイナリ |
prf_traceオペランドにYを設定し,nam_prf_trace_levelオペランドに00000000以外を設定したとき |
△ |
24 |
プロセスサービスイベントトレース情報ファイル |
$DCDIR/spool/dcprcinf/_pr_NNN (NNN:001〜003) |
07-02 |
D,F,H |
バイナリ |
prf_traceオペランドにYを設定し,prc_prf_traceオペランドにYを設定したとき |
△ |
25 |
prfgetコマンドの引き継ぎファイル |
06-01より前, 06-50より前(Windows版): $DCDIR/spool/dcprfinf/getinf 06-01〜07-02: $DCDIR/spool/dcprfinf/getinf,_trinf 07-02以降: $DCDIR/spool/dcprfinf/getinf,_trinf,_nminf,_prinf,_xrinf |
初期 |
J |
バイナリ |
prfgetコマンドを-aオプションなしで実行したとき |
× |
26 |
性能検証用トレース情報ファイル |
06-01より前,06-50より前(Windows版): $DCDIR/spool/dcprfinf/prf00N (N:1〜3) 06-01以降: $DCDIR/spool/dcprfinf/prf_NNN (NNN:001〜256) |
初期 |
D,F,H |
バイナリ |
OpenTP1を動作したとき |
△ |
27 |
rapのロックファイル |
$DCDIR/spool/dcrapinf/(rapリスナー名) |
初期 |
J |
バイナリ |
リモートAPIサービスを開始するとき |
× |
28 |
rap不正メッセージファイル |
03-05-/T,03-06-/R,05-03-/J以降: $DCDIR/spool/dcrapinf/(rapリスナー名).msg 05-04-/G,06-00以降: $DCDIR/spool/dcrapinf/(rapリスナー名).msg,(rapクライアントマネジャ名).msg 上記以外の06-00より前: $DCDIR/spool/dcrapinf/(サーバ名)_(プロセスID) |
初期 |
J,E |
テキスト |
リモートAPIサービスで不正メッセージを受信したとき |
△ |
29 |
RTSログファイル |
(rts_log_file_nameオペランドの指定値)N (N:1〜10) デフォルト: $DCDIR/spool/dcrtsinf/rtslogN (N:1〜10) |
07-00 |
D,F,H |
バイナリ |
rts_log_fileオペランドにYを設定し,RTSSUPを起動したとき |
△ |
30 |
RTSログファイルのバックアップファイル |
(rts_log_file_nameオペランドの指定値)N.bk (N:1〜10) デフォルト: $DCDIR/spool/dcrtsinf/rtslogN.bk (N:1〜10) |
07-02 |
K |
バイナリ |
RTSSUPを起動したとき |
△ |
31 |
サーバリカバリジャーナル |
$DCDIR/spool/dcsjl |
初期 |
J |
バイナリ |
オンライン中の任意のタイミング |
× |
32 |
トランザクションリカバリジャーナル |
$DCDIR/spool/dctjlinf |
初期 |
J |
バイナリ |
オンライン中の任意のタイミング |
× |
33 |
未決着トランザクション情報ファイル |
$DCDIR/spool/dctrninf/(ファイル名) |
初期 |
B |
テキスト |
OpenTP1をリランで起動するとき |
△ |
34 |
TRNイベントトレース情報ファイル(prfトレース) |
$DCDIR/spool/dctrninf/trace/prf/_tr_NNN (NNN:001〜256) |
UNIX版: 06-01 Windows版: 07-00 |
D,F,H |
バイナリ |
トランザクション処理を実行しているとき |
△ |
35 |
TRNイベントトレースファイル |
$DCDIR/spool/dctrninf/trace/trnevtrN (N:1または2) |
初期 |
D,F,H |
バイナリ |
XA関数でエラーが発生したとき |
× |
36 |
複数ファイル管理ファイル(内部用ファイル) |
$DCDIR/spool/dcusmctl |
初期 |
J |
バイナリ |
OpenTP1システムダウン時,およびdcstopコマンドで-fオプションおよび-dオプションを指定して意図的に資料を取得して強制停止し,共用メモリダンプファイルが出力されたとき |
× |
37 |
XAR性能検証用トレース情報ファイル |
$DCDIR/spool/dcxarinf/_xr_NNN (NNN:001〜256) |
07-02 |
D,F,H |
バイナリ |
prf_traceオペランドにYを設定し,xar_prf_trace_levelオペランドに00000000以外を指定してXAリソースサービスを使用するとき |
△ |
38 |
XARイベントトレース情報ファイル |
$DCDIR/spool/dcxarinf/trace/xarevtrN (N:1または2) |
06-00 |
D,F,H |
バイナリ |
XAリソースサービスを動作させたとき |
△ |
39 |
XARイベントトレース情報ファイルのバックアップファイル |
$DCDIR/spool/dcxarinf/trace/xarevtrM.bkN (M:1または2,N:1〜3) |
06-00 |
K |
バイナリ |
XAリソースサービスを動作させたとき |
△ |
40 |
エラーログ情報 |
07-05より前: $DCDIR/spool/errlog/errlogN (N:1または2) 07-05以降: $DCDIR/spool/errlog/errlogN および $DCDIR/spool/errlog/errlogN.nam (N:1または2) |
初期 |
C,E,H |
テキスト |
OpenTP1を動作したとき |
× |
41 |
システム内部排他制御用ディレクトリ |
$DCDIR/spool/olkfifs |
初期 |
J |
テキスト |
dcmakeupコマンドを実行したとき,またはOpenTP1を開始したとき |
× |
42 |
システム内部同期制御用ディレクトリ |
$DCDIR/spool/olkrsfs |
初期 |
J |
テキスト |
dcmakeupコマンドを実行したとき,またはOpenTP1を開始したとき |
× |
43 |
内部制御用資源(FIFOファイル)の制御ファイル |
$DCDIR/spool/oslcntl |
初期 |
J |
バイナリ |
dcmakeupコマンドを実行したとき,またはOpenTP1を開始したとき |
× |
44 |
RPCログファイル |
$DCDIR/spool/rpclogN (N:1または2) |
初期 |
C,E,H |
テキスト |
通信エラー(内部通信含む)が発生したとき |
× |
45 |
|
(rpc_trace_nameオペランドの指定値) デフォルト: $DCDIR/spool/rpctrN,rpctrl (N:1または2) |
初期 |
C,E,H |
バイナリ |
dc_rpc_call関数または,dc_rpc_call_to関数を発行したとき |
○ |
46 |
FILイベントトレース情報ファイルのバックアップファイル |
$DCDIR/spool/save/_fl_MMM.bkN (MMM:001〜003,N:1または2) |
07-03 |
K |
バイナリ |
OpenTP1を停止したとき |
△ |
47 |
JNL性能検証用トレース情報ファイルのバックアップファイル |
$DCDIR/spool/save/_jl_MMM.bkN (MMM:001〜256,N:1または2) |
07-03 |
K |
バイナリ |
OpenTP1を停止したとき |
△ |
48 |
LCK性能検証用トレース情報ファイルのバックアップファイル |
$DCDIR/spool/save/_lk_MMM.bkN (MMM:001〜256,N:1または2) |
07-03 |
K |
バイナリ |
OpenTP1を停止したとき |
△ |
49 |
NAMイベントトレース情報ファイルのバックアップファイル |
$DCDIR/spool/save/_nm_MMM.bkN (MMM:001〜003,N:1または2) |
07-02 |
K |
バイナリ |
OpenTP1を停止したとき |
△ |
50 |
プロセスサービスイベントトレース情報ファイルのバックアップファイル |
$DCDIR/spool/save/_pr_MMM.bkN (MMM:001〜003,N:1または2) |
07-02 |
K |
バイナリ |
OpenTP1を停止したとき |
△ |
51 |
TRNイベントトレース情報ファイル(prfトレース)のバックアップファイル |
$DCDIR/spool/save/_tr_MMM.bkN (MMM:001〜256,N:1または2) |
UNIX版: 06-01 Windows版: 07-00 |
K |
バイナリ |
OpenTP1を停止したとき |
△ |
52 |
XAR性能検証用トレース情報ファイルのバックアップファイル |
$DCDIR/spool/save/_xr_MMM.bkN (MMM:001〜256,N:1または2) |
07-02 |
K |
バイナリ |
OpenTP1を停止したとき |
△ |
53 |
退避コアファイル |
(prc_coresave_pathオペランドの指定値)/(サーバ名)N (N:1〜3)※1 デフォルト: $DCDIR/spool/save/(サーバ名)N (N:1〜3)※1 |
初期 |
C,H |
バイナリ |
プロセスがダウンしたとき※2 |
△ |
54 |
OpenTP1デバッグ情報ファイル1 |
UNIX版: $DCDIR/spool/save/(サーバ名)N.deb (N:1〜3) Windows版: (prc_coresave_pathオペランドの指定値)\(サーバ名).Ndb (N:1〜3) デフォルト: %DCDIR%\spool\save\(サーバ名).Ndb (N:1〜3) |
初期 |
C,H |
テキスト |
プロセスがダウンしたとき※2 |
△ |
55 |
OpenTP1デバッグ情報ファイル2 |
$DCDIR/spool/save/_sysosN.deb $DCDIR/spool/save/ _systp1N.deb (N:1〜3) |
初期 |
C,H |
テキスト |
prcdがダウンしたとき(dcstopコマンドに-fオプションおよび-dオプションを指定して実行したときも含みます) |
△ |
56 |
トレース情報ダンプファイル ロックファイル(内部用ファイル) |
$DCDIR/spool/save/dcmtrdpN,dcmtrdpl (N:1または2) |
初期 |
C,E,H |
バイナリ |
OpenTP1を動作したとき |
× |
57 |
性能検証用トレース情報ファイルのバックアップファイル |
06-01より前: $DCDIR/spool/save/prf_MMM.bkN (MMM:001〜003,N:1または2) 06-01以降: $DCDIR/spool/save/prf_MMM.bkN (MMM:001〜256,N:1または2) |
07-00 |
K |
バイナリ |
OpenTP1を停止したとき |
△ |
58 |
スケジュールキュー情報ファイル |
$DCDIR/spool/scdqidN (N:1または2) |
初期 |
C,E,H |
バイナリ |
キュー受信型サーバを起動,終了,閉塞,および閉塞解除したとき |
× |
59 |
共用メモリダンプファイル |
$DCDIR/spool/(usmdumpコマンド実行時に指定した出力ファイル名) デフォルト: $DCDIR/spool/shmdump DAM,TAM,IST,RTSまたはTP1/Message Queueを使用し,かつ-iオプション指定時のファイル名を次に示します。 shmdump.dam.Z,shmdump.tam.Z,shmdump.ist.Z,shmdump.rts.Z,shmdump.mXX.Z (XX:00〜ff) |
初期 |
L |
バイナリ |
usmdumpコマンド実行時に引数でファイル名称を省略したとき |
○ |
60 |
共用メモリダンプファイル |
$DCDIR/spool/shmdumpN (N:1〜3) DAM,TAM,IST,RTSまたはTP1/Message Queueを使用し,かつ-iオプション指定時のファイル名を次に示します。 shmdump.damN.Z,shmdump.tamN.Z,shmdump.istN.Z,shmdump.rtsN.Z,shmdump.mXXN.Z (N:1〜3,XX:00〜ff) |
初期 |
E |
バイナリ |
システムがダウンしたとき,ならびにdcstopコマンドに-fオプションおよび-dオプションを指定して実行したとき |
△ |
61 |
OpenTP1監視機能用の共用メモリダンプファイル |
$DCDIR/spool/shmdump.mon |
07-53 |
L |
バイナリ |
OpenTP1監視機能によって無応答状態を検知したとき |
△ |
62 |
トランザクション制御用オブジェクト |
$DCDIR/spool/trnrmcmd/userobj |
初期 |
J |
バイナリ |
dcsetupコマンド,trnlnkrmコマンド,またはtrnmkobjコマンドを実行したとき |
▲ |
63 |
共用メモリ情報ファイル |
$DCDIR/tmp/dcommenv |
初期 |
J |
バイナリ |
OpenTP1を起動したとき |
× |
64 |
OpenTP1監視機能用の共用メモリ情報ファイル |
$DCDIR/tmp/dcmonenv |
07-53 |
J |
バイナリ |
OpenTP1を起動したとき |
× |
65 |
内部制御用資源(FIFOファイル) |
$DCDIR/tmp/olkmsg |
初期 |
J |
テキスト |
ユーザサービスデフォルト定義またはユーザサービス定義のschedule_methodオペランドにnamedpipeを設定したとき |
× |
66 |
jnlcolcコマンドの引き継ぎファイル |
(jnlcolcコマンドを実行したカレントパス)/jnlcolcNNN (NNN:001〜999) |
初期 |
J |
バイナリ |
jnlcolcコマンドに-lオプションを指定しないで実行したとき |
○ |
67 |
jnlcolcコマンドの引き継ぎファイルのバックアップファイル |
(jnlcolcコマンドを実行したカレントパス)/jnlcolcNNN.bak (NNN:001〜999) |
初期 |
J |
バイナリ |
jnlcolcコマンドに-lオプションを指定しないで実行し,かつ指定した引き継ぎファイルがすでにあるとき |
○ |
68 |
jnlrputコマンドの引き継ぎファイル |
(jnlrputコマンドを実行したカレントパス)/jnlrputNNN (NNN:001〜999) |
初期 |
J |
バイナリ |
jnlrputコマンドに-eオプションを指定し,かつ-lオプションを指定しないで実行したとき |
○ |
69 |
jnlrputコマンドの引き継ぎファイルのバックアップファイル |
(jnlrputコマンドを実行したカレントパス)/jnlrputNNN.bak (NNN:001〜999) |
初期 |
J |
バイナリ |
次の条件を満たしたとき jnlrputコマンドに-eオプションを指定し,かつ-lオプションを指定しないで実行している 指定した引き継ぎファイルがすでにある |
○ |
70 |
カレントワークパス制御ファイル2 |
UNIX版: (カレントワークパス)/.dcdir_path Windows版: (カレントワークパス)\dcdir_pat |
UNIX版: 06-02 Windows版: 07-00 |
J |
バイナリ |
prcdを起動したとき(dcstartコマンドの実行時ではありません) |
× |
71 |
dcrasgetコマンド用ワークファイル |
(取得先ディレクトリ)/work |
UNIX版: 06-01 Windows版: 06-50 |
J |
バイナリ |
dcrasgetコマンドを実行したとき |
□ (dcrasget) |
TP1/Server Base(UNIX版・Windows版共通)が出力するファイルの説明を次の表に示します。
項番 |
名称 |
関連する定義 |
サイズ |
最大ファイル数 |
説明 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
監査ログファイル |
<ログサービス定義>
<ユーザサービス定義> <ユーザサービスデフォルト定義>
<rap リスナーサービス定義>
<rap クライアントマネジャサービス定義>
|
log_audit_sizeオペランドの指定値 |
1世代 |
監査ログファイルです。log_audit_outオペランドにYを設定した場合に取得します。 監査ログの取得対象となるイベントの詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」の監査イベントを取得する定義についての説明を参照してください。 |
2 |
監査ログファイルのバックアップファイル |
監査ログファイル(項番1)と同様 |
log_audit_sizeオペランドの指定値 |
最大でlog_audit_countオペランドの指定値−1世代 |
監査ログファイルのバックアップファイルです。 |
3 |
OpenTP1自動起動判定ファイル |
なし |
数バイト(固定) |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。 |
4 |
namdオンラインチェックファイル |
<ネームサービス定義>
|
0 |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。ノードリスト引き継ぎ機能を使用する場合に作成する内部ファイルです。 |
5 |
カレントワークパス制御ファイル1 |
なし |
数バイト(可変) |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。 |
6 |
prcdポート情報格納ファイル |
なし |
数バイト(固定) |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。 |
7 |
prcpathコマンドの引き継ぎファイル |
<プロセスサービス定義>
|
268バイト |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。prcpathコマンド実行時に,引数に指定したサーチパスを保存するファイルです。 |
8 |
コマンドログ |
なし |
1024キロバイト |
2世代 |
コマンド実行時に取得する,コマンド履歴の情報を出力するファイルです。コマンドログを出力する運用コマンドについては,「12.1.4 運用コマンドの一覧」を参照してください。 なお,MCFのコマンドは,環境変数DCMCFCMDLOGの設定内容によって,コマンドログを取得するかどうかが決定します。詳細については,「3.6.2(2) MCFの運用コマンドのコマンドログ取得」を参照してください。 |
9 |
|
なし |
64キロバイト(ダンプファイル),272バイト(ロックファイル) |
3ファイル(ダンプファイル:2世代,ロックファイル:1ファイル) |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。dcdefchkコマンド実行時のモジュールトレースを格納するファイルおよびロックファイルです。 |
10 |
FILイベントトレース情報ファイル |
<システム共通定義>
<性能検証用トレース定義>
|
最大1メガバイト |
3世代 |
FILイベントトレース情報ファイルです。prf_traceオペランドにY,fil_prf_trace_optionオペランドに1を設定した場合に,FILイベントトレース情報を取得します。 prf_trace_backupオペランドにNを設定した場合は,バックアップファイルを取得しません。 |
11 |
jnlchgfgコマンドの退避コアファイル |
なし |
プロセスのメモリ使用量※1 |
単調増加 |
jnlchgfgコマンドの退避コアファイルです。jnlchgfgコマンドが異常終了した場合に取得します。 |
12 |
jnlcuefプロセスの退避コアファイル |
なし |
プロセスのメモリ使用量※1 |
単調増加 |
jnlcuefプロセスの退避コアファイルです。jnlcuefプロセスが異常終了した場合に取得します。 |
13 |
ジャーナルファイルの不正ジャーナル情報ファイル |
<システムジャーナルサービス定義>
|
jnl_max_datasizeオペランドの指定値 |
単調増加 |
ジャーナルファイルの不正ジャーナル情報ファイルです。jnllsコマンドが不正ジャーナルを検知した場合に取得します。 |
14 |
jnllsコマンドの退避コアファイル |
なし |
プロセスのメモリ使用量※1 |
単調増加 |
jnllsコマンドの退避コアファイルです。jnllsコマンドが異常終了した場合に取得します。 |
15 |
被アーカイブジャーナルノードの不正ジャーナル情報ファイル |
<システムジャーナルサービス定義>
|
jnl_max_datasizeオペランドの指定値 |
1ファイル |
被アーカイブジャーナルノードの不正ジャーナル情報ファイルです。OpenTP1のリランで起動する際に読み込んだブロックにエラーがあった場合(異常時)に取得します。※2 |
16 |
jnlunlfgコマンドの退避コアファイル |
なし |
プロセスのメモリ使用量※1 |
単調増加 |
jnlunlfgコマンドの退避コアファイルです。jnlunlfgコマンドが異常終了した場合に取得します。 |
17 |
ジャーナルメッセージキュー管理ファイル |
<システムジャーナルサービス定義>
<アーカイブジャーナルサービス定義>
|
|
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。 |
18 |
JNL性能検証用トレース情報ファイル |
<システム共通定義>
<JNL性能検証用トレース定義>
|
prf_file_sizeオペランドの指定値 |
prf_file_countオペランドの指定値 |
JNL性能検証用トレース情報ファイル。prf_traceオペランドにY,jnl_prf_event_trace_levelオペランドに00000001または00000002を設定した場合に,JNL性能検証用トレース情報を取得します。 07-03以降の場合は,prf_trace_backupオペランドにNを設定すると,バックアップファイルを取得しません。 |
19 |
デッドロック,タイムアウト情報ファイル |
<ロックサービス定義>
|
数キロバイト(可変) |
可変 |
デッドロック,タイムアウト情報ファイルです。lck_deadlock_infoオペランドにYを指定した場合に,デッドロック情報,排他待ちタイムアウト情報を取得します。lck_deadlock_info_removeオペランド,lck_deadlock_info_remove_levelオペランドを設定することで,OpenTP1起動時にファイルを削除します。デフォルトでは削除しません。 |
20 |
LCK性能検証用トレース情報ファイル |
<システム共通定義>
<ロックサービス定義>
<性能検証用トレース定義>
<LCK性能検証用トレース定義>
|
prf_file_sizeオペランドの指定値 |
prf_file_countオペランドの指定値 |
LCK性能検証用トレース情報ファイルです。prf_traceオペランドにYを設定した場合に,トランザクション処理に伴う各種排他制御のトレース情報を取得します。デフォルトで取得します。 07-03以降の場合は,prf_trace_backupオペランドにNを設定すると,バックアップファイルを取得しません。 |
21 |
メッセージログ通知機能用ソケットファイル |
<ログサービス定義>
|
0 |
1ファイル |
メッセージログ通知機能で使用するソケットファイルです。 |
22 |
メッセージログファイル |
<ログサービス定義>
|
log_filesizeオペランドの指定値 |
2世代 |
OpenTP1のメッセージログファイルです。 |
23 |
NAMイベントトレース情報ファイル |
<システム共通定義>
<性能検証用トレース定義>
|
最大10メガバイト |
3世代 |
NAMイベントトレース情報ファイルです。prf_traceオペランドにY,nam_prf_trace_levelオペランドに00000000以外を設定した場合に,NAMイベントトレース情報を取得します。 07-02以降の場合は,prf_trace_backupオペランドにNを設定すると,バックアップファイルを取得しません。 |
24 |
プロセスサービスイベントトレース情報ファイル |
<システム共通定義>
<性能検証用トレース定義>
<プロセスサービス定義>
|
最大1メガバイト |
3世代 |
プロセスサービスイベントトレース情報ファイル。prf_traceオペランドにY,prc_prf_traceオペランドにYを設定した場合に,プロセスサービスイベントトレース情報を取得します。 07-02以降の場合は,prf_trace_backupオペランドにNを設定すると,バックアップファイルを取得しません。 |
25 |
prfgetコマンドの引き継ぎファイル |
なし |
128バイト |
06-01より前: 1ファイル 06-01〜07-02より前: 2ファイル 07-02以降: 5ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。prfgetコマンド実行時に,取得済みトレースデータの位置を記録するための内部ファイルです。 |
26 |
性能検証用トレース情報ファイル |
<システム共通定義>
<性能検証用トレース定義>
|
prf_file_sizeオペランドの指定値 |
06-01より前: 3世代 06-01以降: prf_file_countオペランドの指定値 |
性能検証用トレース情報ファイルです。prf_traceオペランドにYを設定した場合に,性能検証用トレース情報を取得します。デフォルトは取得します。 07-02以降の場合は,prf_trace_backupオペランドにNを設定すると,バックアップファイルを取得しません。 |
27 |
rapのロックファイル |
なし |
16バイト×(1+rapサーバ数) |
rapリスナー数 |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。rapリスナー,rapサーバ間で同期を取るためのロック用ファイルです。 |
28 |
rap不正メッセージファイル |
なし |
03-05-/T,03-06-/R,05-03-/J,05-04-/G,06-00以降: 最大1メガバイト 上記以外の06-00より前: 単調増加 |
バージョンによって異なります。※3 |
リモートAPIサービスで不正メッセージを受信したときに作成するトラブルシュート用ファイルです。 |
29 |
RTSログファイル |
<リアルタイム統計情報サービス定義>
|
最大でrts_log_file_sizeオペランドの指定値 |
rts_log_file_countオペランドの指定値 |
リアルタイム統計情報ログファイルです。rts_log_fileオペランドにYを設定した場合に,リアルタイム統計情報を取得します。 07-02以降の場合は,rts_log_file_backupオペランドにYを設定すると,RTSSUPの起動時にバックアップファイルを取得します。 |
30 |
RTSログファイルのバックアップファイル |
リアルタイム統計情報(RTS)ログファイル(項番29)と同様 |
最大でrts_log_file_sizeオペランドの指定値 |
rts_log_file_countオペランドの指定値×1世代 |
リアルタイム統計情報ログファイルのバックアップファイルです。rts_log_file_backupオペランドにNを設定した場合は,バックアップファイルを取得しません。 |
31 |
サーバリカバリジャーナル |
なし |
数バイト〜数キロバイト(可変) |
可変 |
各種のジャーナル情報を,システムサービスごとに取得するファイルです。 |
32 |
トランザクションリカバリジャーナル |
なし |
数バイト〜数キロバイト(可変) |
可変 |
トランザクションに関する各種のジャーナル情報を,トランザクションブランチ(UAPプロセス)ごとに取得するファイルです。 |
33 |
未決着トランザクション情報ファイル |
<トランザクションサービス定義>
|
数キロバイト(単調増加) |
可変 |
未決着トランザクション情報ファイルです。trn_tran_recovery_listオペランドにYを指定した場合に,未決着トランザクション情報を取得します。trn_recovery_list_removeオペランド,trn_recovery_list_remove_levelオペランドを設定することで,OpenTP1起動時にファイルを削除します。デフォルトでは削除しません。 |
34 |
TRNイベントトレース情報ファイル(prfトレース) |
<システム共通定義>
<トランザクションサービス定義>
<性能検証用トレース定義>
<TRNイベントトレース定義>
|
prf_file_sizeオペランドの指定値 |
prf_file_countオペランドの指定値 |
TRNイベントトレース情報ファイルです。prf_traceオペランドにYを設定した場合に,TRNイベントトレース情報(トランザクションブランチで発行されるXA関数やトランザクションサービスの各種イベント)を取得します。デフォルトで取得します。 07-02以降の場合は,prf_trace_backupオペランドにNを設定すると,バックアップファイルを取得しません。 |
35 |
TRNイベントトレースファイル |
なし |
1024キロバイト |
2世代 |
TRNイベントトレースファイルです。トランザクション処理に関するトレース情報を取得します。内容は非公開です。 |
36 |
複数ファイル管理ファイル(内部用ファイル) |
なし |
16バイト |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。共用メモリダンプファイルのカレントの世代を記録するための世代管理ファイルです。 |
37 |
XAR性能検証用トレース情報ファイル |
<システム共通定義>
<性能検証用トレース定義>
<XAリソースサービス定義>
<XAR性能検証用トレース定義>
|
prf_file_sizeオペランドの指定値 |
prf_file_countオペランドの指定値 |
XAR性能検証用トレース情報ファイルです。prf_traceオペランドにY,xar_prf_trace_levelオペランドに00000000以外を設定した場合に,XAR性能検証用トレース情報を取得します。prf_trace_backupオペランドにNを設定した場合は,バックアップファイルを取得しません。 |
38 |
XARイベントトレース情報ファイル |
<トランザクションサービス定義>
<XAリソースサービス定義>
|
xar_eventtrace_recordオペランドの指定値×224+8 |
2世代 |
XARイベントトレース情報ファイルです。trn_xar_useオペランドにYを設定した場合に,XARイベントトレース情報を取得します。 |
39 |
XARイベントトレース情報ファイルのバックアップファイル |
XARイベントトレース情報ファイル(項番38)と同様 |
xar_eventtrace_recordオペランドの指定値×224+8 |
2×3世代 |
XARイベントトレース情報ファイルのバックアップファイルです。 |
40 |
エラーログ情報 |
なし |
06-01より前: 64キロバイト 06-01以降から07-05より前: 1メガバイト 07-05以降: ・ファイル名が$DCDIR/spool/errlog/errlogNの場合 1メガバイト ・ファイル名が$DCDIR/spool/errlog/errlogN.namの場合 10メガバイト (N:1または2) |
2世代 |
OpenTP1の内部トレース情報です。内容については非公開です。 |
41 |
システム内部排他制御用ディレクトリ |
<プロセスサービス定義>
|
0 |
prc_process_countオペランドの指定値×2 |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。 |
42 |
システム内部同期制御用ディレクトリ |
<プロセスサービス定義>
|
0 |
prc_process_countオペランドの指定値+63 |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。 |
43 |
内部制御用資源(FIFOファイル)の制御ファイル |
なし |
32バイト(32ビット,64ビット) |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。 |
44 |
RPCログファイル |
なし |
1メガバイト |
2世代 |
設計調査用通信トレース情報です。 |
45 |
|
<システム共通定義>
|
最大でrpc_trace_sizeオペランドの指定値(トレースファイル),272バイト(ロックファイル) |
3ファイル(トレースファイル:2世代,ロックファイル:1ファイル) |
RPCトレースファイルおよびロックファイルです。rpc_traceオペランドにYを設定した場合に,RPCのサービス要求情報(dc_rpc_call関数または,dc_rpc_call_to関数発行時の送受信メッセージの内容およびイベント情報)を取得します。 |
46 |
FILイベントトレース情報ファイルのバックアップファイル |
FILイベントトレース情報ファイル(項番10)と同様 |
最大1メガバイト |
3×2世代 |
FILイベントトレースファイルのバックアップファイルです。prf_traceオペランドにY,fil_prf_trace_optionオペランドに1を設定した場合に取得します。 prf_trace_backupオペランドにNを設定した場合は,バックアップファイルを取得しません。 |
47 |
JNL性能検証用トレース情報ファイルのバックアップファイル |
JNL性能検証用トレース情報ファイル(項番18)と同様 |
prf_file_sizeオペランドの指定値 |
prf_file_countオペランドの指定値×2世代 |
JNL性能検証用トレース情報ファイルのバックアップファイルです。prf_traceオペランドにY,jnl_prf_event_trace_levelオペランドに00000001または00000002を設定した場合に取得します。 07-03以降の場合は,prf_trace_backupオペランドにNを設定した場合は,バックアップファイルを取得しません。 |
48 |
LCK性能検証用トレース情報ファイルのバックアップファイル |
LCK性能検証用トレース情報ファイル(項番20)と同様 |
prf_file_sizeオペランドの指定値 |
prf_file_countオペランドの指定値×2世代 |
LCK性能検証用トレース情報ファイルのバックアップファイルです。prf_traceオペランドにYを設定した場合に取得します。 07-03以降の場合は,prf_trace_backupオペランドにNを設定すると,バックアップファイルを取得しません。 |
49 |
NAMイベントトレース情報ファイルのバックアップファイル |
NAMイベントトレース情報ファイル(項番23)と同様 |
最大10メガバイト |
3×2世代 |
NAMイベントトレースファイルのバックアップファイルです。prf_traceオペランドにY,nam_prf_trace_levelオペランドに00000000以外を設定した場合に取得します。 07-02以降の場合は, prf_trace_backupオペランドにNを設定すると,バックアップファイルを取得しません。 |
50 |
プロセスサービスイベントトレース情報ファイルのバックアップファイル |
プロセスサービスイベントトレース情報ファイル(項番24)と同様 |
最大1メガバイト |
3×2世代 |
プロセスサービスイベントトレースファイルのバックアップファイルです。prf_traceオペランドにY,prc_prf_traceオペランドにYを設定した場合に取得します。 07-02以降の場合は,prf_trace_backupオペランドにNを設定すると,バックアップファイルを取得しません。 |
51 |
TRNイベントトレース情報ファイル(prfトレース)のバックアップファイル |
TRNイベントトレース情報ファイル(prfトレース)(項番34)と同様 |
prf_file_sizeオペランドの指定値 |
prf_file_countオペランドの指定値×2世代 |
TRNイベントトレースファイルのバックアップファイルです。prf_traceオペランドにYを設定した場合に取得します。 07-02以降の場合は,prf_trace_backupオペランドにNを設定すると,バックアップファイルを取得しません。 |
52 |
XAR性能検証用トレース情報ファイルのバックアップファイル |
XAR性能検証用トレース情報ファイル(項番37)と同様 |
prf_file_sizeオペランドの指定値 |
prf_file_countオペランドの指定値×2世代 |
XAR性能検証用トレース情報ファイルのバックアップファイルです。prf_traceオペランドにYを設定した場合に取得します。prf_trace_backupオペランドにNを設定した場合は,バックアップファイルを取得しません。 |
53 |
退避コアファイル |
<プロセスサービス定義>
<ユーザサービス定義> <ユーザサービスデフォルト定義>
<環境変数>
|
プロセスのメモリ使用量※1 |
3世代 |
ダウンしたシステムサーバ,ユーザサーバの退避コアファイルです。なお,dcsvstopコマンドの-fオプションおよび-dオプションまたはprckillコマンドを実行して終了したユーザサーバ,または実時間監視タイムアウトで終了したユーザサーバのコアファイルの場合は世代管理されません。 |
54 |
OpenTP1デバッグ情報ファイル1 |
UNIX版: なし Windows版: <プロセスサービス定義>
|
可変 |
3世代 |
ダウンしたシステムサーバ,ユーザサーバのデバッグ情報ファイルです。 |
55 |
OpenTP1デバッグ情報ファイル2 |
なし |
可変 |
3世代 |
ダウンしたprcdのデバッグ情報ファイルです。 |
56 |
トレース情報ダンプファイル |
なし |
64キロバイト(モジュールトレース),272バイト(トレース制御用ファイル) |
3ファイル(モジュールトレース:2世代,トレース制御用ファイル:1ファイル) |
内部調査用のトレース情報ダンプファイルです。 |
57 |
性能検証用トレース情報ファイルのバックアップファイル |
性能検証用トレース情報ファイル(項番26)と同様 |
prf_file_sizeオペランドの指定値 |
06-01より前: 3×2世代 06-01以降: prf_file_countオペランドの指定値×2世代 |
性能検証用トレース情報ファイルのバックアップファイルです。prf_traceオペランドにYを設定した場合に取得します。 07-02以降の場合は,prf_trace_backupオペランドにNを設定すると,バックアップファイルを取得しません。バックアップの抑止対象は次のファイルです。
|
58 |
スケジュールキュー情報ファイル |
<スケジュールサービス定義>
|
(scd_server_countオペランド+4)×16+32(バイト,最大) |
2世代 |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。 |
59 |
共用メモリダンプファイル |
なし |
マシン状況やOpenTP1システム稼働状況によって可変 |
1世代※4 |
OpenTP1が確保した共用メモリのダンプ情報です。 |
60 |
共用メモリダンプファイル |
なし |
マシン状況やOpenTP1システム稼働状況によって可変 |
3世代※4 |
OpenTP1が確保した共用メモリのダンプ情報です。 |
61 |
OpenTP1監視機能用の共用メモリダンプファイル |
なし |
4096バイト |
1世代 |
OpenTP1監視機能用の共用メモリのダンプ情報です。 |
62 |
トランザクション制御用オブジェクト |
なし |
数キロバイト〜数十キロバイト(可変) |
1ファイル以上 |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。trnlnkrmコマンドの延長で作成するオブジェクト(dc_trn_allrm.o)ファイル,またはtrnmkobjコマンドの延長でユーザが作成するオブジェクトファイルです。 ユーザ任意のファイルが作成されるのは,trnmkobjコマンドを実行した場合だけです。 |
63 |
共用メモリ情報ファイル |
なし |
544バイト(32ビット,64ビット) |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。 |
64 |
OpenTP1監視機能用の共用メモリ情報ファイル |
なし |
64バイト(32ビット,64ビット) |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。 |
65 |
内部制御用資源(FIFOファイル) |
<スケジュールサービス定義>
|
0 |
scd_server_countオペランドの指定値 |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。 |
66 |
jnlcolcコマンドの引き継ぎファイル |
なし |
抽出する回復ジャーナルのサイズに依存 |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。jnlcolcコマンドで複数ジャーナルの回復ジャーナルを抽出する場合に作成する引き継ぎファイルです。 |
67 |
jnlcolcコマンドの引き継ぎファイルのバックアップファイル |
なし |
名称変更前の引き継ぎファイルのサイズ |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。jnlcolcコマンド実行時,指定した引き継ぎファイルがすでにある場合に既存のファイルを「jnlcolc***.bak」に名称変更して作成するファイルです。 |
68 |
jnlrputコマンドの引き継ぎファイル |
なし |
トランザクション未決着UJのサイズに依存 |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。jnlrputコマンドで複数ジャーナルのトランザクション決着UJを抽出する場合に作成する引き継ぎファイルです。 |
69 |
jnlrputコマンドの引き継ぎファイルのバックアップファイル |
なし |
名称変更前の引き継ぎファイルのサイズ |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。jnlrput実行時,指定した引き継ぎファイルがすでにある場合に既存のファイルを「jnlrput***.bak」に名称変更して作成するファイルです。 |
70 |
カレントワークパス制御ファイル2 |
なし |
DCDIRに依存 |
1ファイル |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。 |
71 |
dcrasgetコマンド用ワークファイル |
なし |
収集する情報に依存 |
収集する情報に依存 |
OpenTP1の動作を制御するファイルです。 |