damchinf
形式
damchinf 〔-c〕〔-i〕〔論理ファイル名〕
機能
現時点でのキャッシュブロックチェインにつながっているキャッシュブロック数を取得します。
オプション
●-c
各情報の区切りに","(コンマ)を付加します。
●-i
キャッシュメモリの全体情報だけを表示します。このオプションを省略すると,各論理ファイルのキャッシュメモリ情報も表示します。
コマンド引数
●論理ファイル名 〜〈1〜8文字の識別子〉
キャッシュメモリ情報を表示する論理ファイル名を指定します。この引数を省略すると,DAMサービスが管理しているすべての論理ファイルのキャッシュメモリ情報を表示します。
出力形式
-
-iオプションを指定した場合,出力されません。
-
論理ファイル名を指定しないと,DAMサービスが管理している論理ファイルすべてについて,繰り返し出力されます。
-
aa...aa:クリーンアップ処理が実行された回数
-
bb...bb:次回のクリーンアップ処理の実行対象となるファイル番号
-
cc...cc:DAMキャッシュメモリ用共用メモリプールの使用率
-
dd...dd:ファイル番号(シーケンシャルに出力されるとは限りません)
-
ee...ee:論理ファイル名(8文字以内)
-
ff...ff:論理ファイル(ee...ee)のブロック長
-
gg...gg:論理ファイル(ee...ee)のブロック数
-
hh...hh:論理ファイル(ee...ee)につながっているキャッシュブロックの数
-
ii...ii:保守情報
-
jj...jj:キャッシュブロック数のしきい値
-
kk...kk:再利用キャッシュブロックチェインの有無
-
Exist…再利用キャッシュブロックチェインあり
-
None…再利用キャッシュブロックチェインなし
-
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFCA01650-E |
コマンド引数の指定が誤っています |
標準エラー出力 |
KFCA01651-E |
論理ファイル名が8文字を超えています |
標準エラー出力 |
KFCA01670-E |
該当する論理ファイルがありません |
標準エラー出力 |
KFCA01679-E |
DAMサービスが起動されていません |
標準エラー出力 |
KFCA02548-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |
注意事項
damchinfコマンドを,damaddコマンドおよびdamrmコマンドと同時に実行した場合,情報が出力されなかったり,不正な情報が出力されたりすることがあります。その場合は,再度コマンドを実行してください。