3.16.2 シナリオの登録
シナリオテンプレートをJP1/AJS2 - Scenario Operationに登録するには,次に示すシナリオテンプレート定義ファイルをJP1/AJS2 - Scenario Operation Managerのシナリオライブラリフォルダに組み込みます。
- シナリオテンプレート定義ファイル
-
/BeTRAN/jp1_template/ScenarioTemplate/TP1_ServerBase.sjis.xml
- 組み込み先シナリオライブラリフォルダ
-
/ScenarioLibrary/OpenTP1/TP1_ServerBase
シナリオテンプレート定義ファイルをJP1/AJS2 - Scenario Operation Managerのシナリオライブラリフォルダに組み込む方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 - Scenario Operation」を参照してください。
シナリオの登録時に設定するシナリオ変数について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) シナリオ変数
運用環境によって変化する情報を,シナリオに応じてあらかじめ設定しておく変数をシナリオ変数と呼びます。例えば,ホスト名,ファイル名などをシナリオ変数として設定したあとで,シナリオ登録時にシナリオ変数の値を設定すると,運用環境に応じたシナリオを実行できます。
OpenTP1が提供するシナリオテンプレートは,入力するシナリオ変数(入力シナリオ変数)から,環境変数,およびシナリオの実行ユーザを設定します。
入力シナリオ変数から設定する環境変数を次の表に示します。
環境変数 |
説明 |
シナリオ実行時の設定値※1 |
---|---|---|
DCDIR |
OpenTP1ディレクトリ※2 |
?DCDIR? |
DCCONFPATH |
OpenTP1定義ファイルを格納するディレクトリ※3 |
?DCCONFPATH? |
これらの環境変数を実行ユーザのシステム環境変数に設定している場合は,入力シナリオ変数にもシステム環境変数と同じ値を設定する必要があります。入力シナリオ変数,システム環境変数の両方を指定した場合の動作については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 構築ガイド」の環境変数に関する記述を参照してください。
- UNIXの場合
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JP1/AJS2 - Scenario Operationでシナリオジョブを定義するときに指定したスクリプトファイルでの定義
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ローカルログインスクリプトでの定義
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システムログインスクリプトでの定義
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- Windowsの場合
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システム環境変数
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シナリオの実行ユーザは,各シナリオテンプレートの入力シナリオ変数USER_NAMEで指定します。シナリオの実行ユーザとして指定できるのは,JP1/Baseでユーザマッピングされたユーザだけです。シナリオを実行する前に,OpenTP1管理者をユーザマッピングしてください。ユーザマッピングの詳細については,マニュアル「JP1/Base」を参照してください。