3.7.3 監査ログファイルの見積もり例
監査ログファイルは,世代数が多いほど出力先ファイルの切り替えに伴うオーバヘッドが大きくなります。監査ログファイルのサイズを大きく指定することで,ファイルの切り替え回数を減らし,世代数が多くならないようにしてください。
一つの監査ログファイルで7日間運用する場合のファイルサイズの見積もり例を次の表に示します。
想定システム例 |
取得する監査ログ |
1日当たりの監査ログファイルのサイズ |
監査ログファイルの最大サイズ(log_audit_sizeオペランドの指定値) |
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OpenTP1およびユーザサーバの起動・停止操作を重点的に監視する場合
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約60キロバイト |
1メガバイト |
サービスの実行操作を重点的に監視する場合(監視対象サーバが限定されている場合)
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KFCA34000-I(UAPで任意に発行するログ,ログメッセージサイズを400バイトとする) |
約1メガバイト |
10メガバイト |
サービスの実行操作を重点的に監視する場合(すべてのサーバを監視対象とする場合)
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KFCA34000-I(UAPで任意に発行するログ,ログメッセージサイズを600バイトとする) |
約28メガバイト |
200メガバイト |
- 注
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単位時間当たりの監査ログ量を見積もった上で,監査ログファイルの容量および世代数を見積もってください。
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イベントごとの監査ログ量については,「付録C 監査イベントの出力情報」を参照してください。
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